新潟合同法律事務所(新潟県弁護士会所属)

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2017年2月22日

専用走行路は危険

(事務所誌ほなみ第121号より搭載)

 

 新潟市は、2016年11月5日から13日にかけ、新潟駅前にてBRTの専用走行路の社会実験を行いました。

 専用走行路は公共交通を利用者にとって便利なものとし、公共交通優先の社会を実現するという名目で設置されようとしています。

 しかし、私たちがバスの運行時間を調査したところ、専用走行路を設置することによりバスの定時性が悪化することが分かりました。また、乗客にアンケートを行ったところ、島式ホームについて、大部分の乗客が不便だと回答しました。これらから、専用走行路が公共交通を便利なものにするどころかバス離れを招くものであること、専用走行路を設置しても公共交通優先の社会は実現しないことが明らかです。

 その他、専用走行路には、交通事故のリスクを増やすというマイナス面もあります。実際、名古屋の専用走行路では、他の路線に比べて、極めて多くの事故が発生しています。また、社会実験中には、自動車が車線を誤ったり、バスと自家用車がクロスするような場面も見受けられました。社会実験の際には多くの誘導員がいたため事故にはなりませんでしたが、看過できない問題です。

 BRT自体の問題のみならず、専用走行路問題についてもきちんと追及してまいります。

 

 弁護士 齋藤 裕

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