新潟合同法律事務所(新潟県弁護士会所属)

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2013年6月17日 |著者:

水俣病最高裁判決と救済制度の見直し

 新潟水俣病の公式発表があったのが、今から48年前の6月12日。水俣病特措法の救済申請の受付は昨年7月末で締め切られましたが、受付に間に合わなかったり、その後に自分が水俣病被害者であることに気づいた多くの方々は、救済を受けられない状態が続いています。  現在でも利用できるのが公健法に基づいて水俣病の... 続きを読む

2013年6月3日

水俣病特措法「非該当」処分に対する異議申立ての闘い

 水俣病特措法に基づいて新潟県に一時金等の給付申請をしたのに、その対象者に該当しないと判定されて救済を拒否された被害者が、県の非該当処分に納得できないとして異議申立てをおこない闘うケースが増えています。給付申請の受付が締め切られた2012年7月末までに新潟県に特措法に基づく救済申請をした被害者は2... 続きを読む

2013年1月8日 |著者:

計測しながら耕す

 事務所誌「ほなみ」第113号掲載 明けましておめでとうございます。 皆様、新年の門出をいかがお過ごしでしょうか。あの東日本大震災と福島第一原発事故から、まもなく2年になろうとしていますが、被災地の一日も早い復興を願わずにはいられません。 私も、昨年10月、新潟水俣病関係者の皆さんと一緒に、「新潟... 続きを読む

2012年9月5日

水俣病特措法の申請打ち切りと「非該当者」の異議申立

 本年7月31日で受付が打ち切られた水俣病被害者特別措置法の救済申請ですが、最終的に新潟県に対する申請は2108件(但し、新規申請者数は1761人)、熊本・鹿児島を含めた全国の申請者数は6万5151人になりました。当初、国は3万人程度の申請を想定していましたが、その倍以上の被害者が申請をしたことにな... 続きを読む

2012年7月2日 |著者:

水俣病の「申請受付」の打ち切りは許されない

(事務所誌「ほなみ111号」掲載)   2月3日、水俣病特別措置法に基づく救済申請の受付を今年の7月31日に打ち切るという細野環境大臣の発表に対して、各界から抗議と撤回を求める声があがっています。申請受付が始まった2010年5月から今年の2月末までの間の申請者数は、全国で5万1511人にのぼります... 続きを読む

2012年5月14日

新潟市民病院医療過誤訴訟で和解成立

  全身麻酔による白内障手術を受けた際、病院側でモニターによる経過観察や心肺蘇生措置を怠ったため低酸素脳症となり、死亡した患者の遺族が、新潟市を相手に損害賠償を求めていた訴訟事件で、本年3月、被告の新潟市が遺族に謝罪すること等を内容とする和解が成立しました。    Sさん(当時85歳)が白内障手術を... 続きを読む

2012年3月6日

ノーモア・ミナマタ新潟訴訟の和解成立から1年を迎えて

  昨年(2011年)3月3日、新潟地裁で「ノーモア・ミナマタ新潟全被害者救済訴訟」の和解が成立して1年が経過しました。この間、被告の国と昭和電工は、和解条項に従って原告の皆さんに一時金を支払い、療養費や療養手当の支給を行っています。5月8日には松本龍環境大臣(当時)と高橋恭平昭和電工会長が新潟に... 続きを読む

2012年2月2日

阿賀は訴える

(事務所誌「ほなみ」第110号掲載)  新潟水俣病の半世紀にわたる闘いの記録を一冊の本にまとめようと昨年秋から取り組んで来た作業がほぼ終わり、1月中に出版できる見通しとなりました。  水俣病による苦しみや偏見差別を乗り越えてきた被害者の訴えとミナマタの教訓をできるだけ多くの皆さんに知っていただき、... 続きを読む

2011年10月24日

山場をむかえた真光寺ヴィレッジ事件

事務所誌「ほなみ」第109号掲載  「真光寺ヴィレッジ」とか「真光寺温泉健康村」という名称で販売されている分譲地の管理委託契約の効力をめぐって、分譲地の住民と管理会社との間で白熱した裁判が続いています。原告は、阿賀野市内の五頭山麓にあるこの分譲地の管理会社。分譲地の住民を含む30名の所有者に管理... 続きを読む

2011年9月1日 |著者:

親の宗教活動と子どもの人権

(事務所誌「ほなみ」第108号掲載)子どもが、カルト団体の施設のなかで十分な食事も与えられずに放置されていたり、暴行を受けているという事件は、これまでもたびたび発生しています。あのホームオブハート事件でも児童虐待が大きな問題になりました。カルト団体のなかで共同生活を強制されていた子どもは、劣悪な生... 続きを読む

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