2017年11月9日 |著者: 中村 周而
三条昭栄開発株主代表訴訟事件で株主の鈴木さんが勝訴
三条昭栄開発株式会社の株主である鈴木金士郎さん平成25年に提訴した株主代表訴訟で、10月31日、新潟地裁三条支部の吉田静香裁判官は、会社の代表取締役で三条市長でもある被告の國定勇人氏に対し、三条昭栄開発に約134万円を支払うよう命じました。 三条昭栄開発は、三条市が施工主となって建設した商業テ... 続きを読む
2017年11月7日 |著者: 土屋 俊幸
帝京長岡高校不当労働行為事件に救済命令
新潟県労働委員会は、2017年11月2日、帝京長岡高校不当労働行為事件について、学校法人蒼紫学園に対し、救済命令を出しました。 救済命令の内容は、 ① 平成27年4月1日にA教員に対して行った懲戒処分が、帝京長岡高等学校職員組合の組合員であることを理由に行った不当労働行為であることを認定... 続きを読む
2017年11月6日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
ノーモア・ミナマタ第2次新潟訴訟 原告が審理の促進を訴える
ほなみ第122号より搭載 平成25年12月に原告22人の提訴で始まったノーモア・ミナマタ第2次新潟訴訟ですが、今年7月3日の第13陣提訴で原告数は135人となりました。 国が書証として提出したスミ塗り文書(昭和36年に行われたチッソ水俣工場と同じアセトアルデヒドを製造し... 続きを読む
2017年11月6日 |著者: 近藤 明彦
「福島原発被害&新潟水俣病第1回協同のつどい」が開かれました
9月30日、新潟水俣病資料館ホールにおいて、「福島原発被害&新潟水俣病第1回協同のつどい」が開かれました。 原発事故による避難と新潟水俣病というと全く関係がないようですが、そもそものきっかけは、新潟水俣病の被害者や支援をされている方々が、原発避難者の法廷での証言を聞き、避難者の方々の大変な生活... 続きを読む
2017年10月31日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
「身勝手な首切りは違法無効」との判決
ほなみ第122号より搭載 新潟県長岡市にあるトラック運送会社A社は、数年前に結成された労働組合を毛嫌いして様々な嫌がらせを繰り返していました。とうとう、労働委員会から「やったことは違法である、労働組合の活動を妨害してはならない」と命令が出されました。 これ... 続きを読む
2017年10月23日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
避難生活の苦しみを語る
ほなみ第122号より搭載 ~原発避難者訴訟の本人尋問始まる~ 福島原発事故による避難者を原告とする損害賠償請求訴訟は、今年の一月から、原告本人尋問が開始されています。この裁判では、二三九世帯八〇七人の避難者が原告となっていますが、避難者の中から代表の方三〇名余りから証言... 続きを読む
2017年10月17日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
~労働問題~
ほなみ第122号より搭載 Q 私は、地元の建設会社で正社員として10年間会社の為に働いてきました。サービス残業も当たり前のようにしてきました。しかし、この頃は売り上げも落ちてきて給料がカットされると社内で噂になっていました。そこで、昨日、懇親会の席で社長に「給料は大丈夫でしょう... 続きを読む
2017年10月10日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
働けど 働けど・・・・
(ほなみ第122号より搭載) 電通の新入社員(当時24歳)が過酷な長時間労働による過労自殺として労災認定された事件も、野放しだった大企業の長時間労働を摘発する契機となりました。 2020年開催の東京オリンピックの開幕にあわせて急ピッチで進められている新国立競技場の建設会社に、... 続きを読む
2017年10月3日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
モメごとは調停におまかせ調停ってイイもんだぜ
ほなみ第122号より搭載 今回は、ぜひ読んでいただきたい本の紹介です。 中島信子さんの『家事調停委員の回想1漂流する家族に伴走して』(富山房インターナショナル、税別1800円)です。 題名を少々固いですが、著者は42才で家事調停委員となり約30年間、夫婦や家族の問題と... 続きを読む
2017年9月29日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
「公共の福祉」と「公益」ははたして同じなのか
(ほなみ122号より搭載) 憲法一三条は、「生命及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、…最大の尊重を必要とする。」と定め、この「公共の福祉」が国民の自由や権利を制限する根拠とされてきました。ところが、自民党の憲法改正草案では、この「公共の福祉」という言葉が... 続きを読む