新潟合同法律事務所(新潟県弁護士会所属)

電話番号:025-245-0123(受付日時:平日9:00~17:00)
受付日時:平日9:00~17:00

相談受付フォーム(予約専用)

相談受付フォーム(予約専用)

2023年1月18日

今年もよろしくお願いします

新年あけましておめでとうございます。

 毎年新年のご挨拶として「弁護士●年目となります」という決まり文句を記してきましたが、今年は13年目に入ります。どうぞよろしくお願いいたします。

 最近たまたまですが「専門分野は?」とか、「〇〇の相談はできますか?」というお問い合わせをいただくことが多くなりました。あらためて自分の弁護士としての専門分野、特に注力している分野について考えてみると、特に選り好みをしているわけではないものの、最近は地方裁判所よりも家庭裁判所に行く機会が多いことに気が付きました。家庭裁判所では文字通り家庭内の法律問題(相続、離婚、子どもの問題)を取り扱いますので、最近の専門分野は「家事全般」ということになりそうです(当然ですが、その他の分野の事件も幅広く取り扱っております)。

 家事事件の中では、家事に関することであったり、介護に関することであったりで、お互いに「やってない」「やっている」ということで意見の相違がみられることが少なくありません。一例をあげると、一方が家中のゴミ箱からゴミを集め、新しいゴミ袋をセットして、一つのゴミ袋にまとめ、キッチンのゴミを集める際にはシンクと排水溝を洗うまでを「ゴミ捨て」と考えている一方で、他方は「まとめたゴミ袋をゴミ捨て場まで運ぶこと」を「ゴミ捨て」としていることに気がつくことがあります。互いに事実関係としては「同じこと(一方がゴミをゴミ捨て場まで持っていっていること」を共通認識としつつも、言葉の定義が異なることで、評価も異なり、そして意見の相違に至っているという事に気づかされます。

 弁護士というのは、依頼者の方の味方・サポーターであったり、時には盾としての存在だったりするわけですが、様々な案件を扱う中で「第三者」としてみるからこその視点に気付くことが多く、問題解決までの道筋をつけられるということを感じます。

 こと私はというと、私が毎朝やっていることは“ゴミ捨て”ではなく、“ゴミの散歩“であり、それ以外の家事は妻に任せっきりです。この場を借りて妻への感謝と、「もう少しだけ家事をやること」を新年の抱負としたいと思います。

弁護士 二宮 淳悟

(事務所誌「ほなみ」第133号より)

著者:

2010年12月 当事務所入所 ・2012年~新潟県弁護士会 東日本大震災復興支援対策本部 本部長代行 ・2015年~新潟県弁護士会 憲法改正問題特別委員会 副委員長 ・2019年~新潟県弁護士会 糸井川大規模火災対応本部 事務局長 ・2020年~新潟県弁護士会 学校へ行こう委員会 副委員長 ・2023年~新潟県弁護士会 刑事弁護委員会 副委員長  ・2012年~日本弁護士連合会 災害復興支援委員会 運営委員 ・2018年~関東弁護士会連合会 災害対策委員会 副委員長

« 次の記事
前の記事 »
トップへ戻る
新潟合同法律事務所