2021年8月19日
「栄冠は君に輝く」今年の夏はこの歌が聴けますように
何度聞いても、心に響く曲。「栄冠は君に輝く」は夏の風物詩、全国高等学校野球選手権大会の大会歌です。皆さんご存じのとおり、昨年のNHKの朝ドラ「エール」で主人公のモデルとされた作曲家・古関 裕而の作曲によるものです。このドラマでは、甲子園のマウンドで「栄冠は君に輝く」を歌うシーンがあり思わず目頭に熱いものが込み上げてきました。
甲子園大会の開会式、閉会式で演奏され奉唱されますが、透明感、躍動感あふれる詞で、この歌を開会式で聞くといよいよ夏本番だという高揚感を感じ、閉会式で聞くともう夏も終わりだという寂しさを感じます。
昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により甲子園大会が中止となりましたが、今年は開催される予定(現時点では各地で予選も始まっています)なので、とても楽しみです。
甲子園大会は、どれだけ強豪と言われるチームであっても時の運に見放されてしまえばそこで全てが終わってしまう、そんな高校野球の厳しさと儚さを感じ取ることができますが、「栄冠は君に輝く」の歌詞からも、真夏の青い空や眩いばかりの白球、高校生たちの輝く汗や息遣いまでもが伝わってきます。
一度は甲子園で「栄冠は君に輝く」を聴いてみたい。新型コロナが早く終息することを祈るばかりです。
弁護士 小川 和男
(事務所誌ほなみ「第130号」より)
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