2008年4月25日
付箋
よく使う文房具に,付箋がある。
裏側に薄く糊が着いており,必要なところに貼って,また,必要がなくなればすぐに剥がすことができ,メモも書き込めるというあの紙のことである。
誰が発明したのかは知らないが,その着想に感心させられる。
糊は,剥がれないところに意味があると誰もが思っていたわけだが,剥がれる糊を作ったというところに,それまで誰も考えつかなかったアイディアがある。
普段何気なく使っている文房具のひとつに過ぎないが,柔軟な発想,逆転の発想の大切さを教えられる物である。
小淵真史