2021年1月22日
家族が増えました
(事務所誌ほなみ第129号掲載)
新年あけましておめでとうございます。
昨年九月に次男が誕生しました。悪阻、長男の育児に加え、コロナ禍の妊婦生活の中、次男を無事出産した妻には、深く感謝しています(妻の話を聞き、妊婦・出産生活や育児には、喜び以外の難しい側面があることを、少しずつ理解している日々です。)。
次男誕生で長男がどうなるか心配していました。長男は、多少の動揺もありながら、弟ができたことをとても喜んでくれました。また、産後の手伝いに新潟へ来てくれた妻の母親と私の母親と触れ合う中で、さらに成長しました。
そうはいっても、長男は、両親(特に母親である妻)の愛情を強く求めています。次男の授乳が終わった途端、「ママ、抱っこ。」と言い妻に駆け寄ります。夜寝ている途中も、布団の中をあちこち動かした挙句、妻に密着して落ち着くこともあります。
生後四か月になる次男も負けていません。仕事の私と幼稚園の長男がいない平日日中は、「ママ独占タイム」で張り切っているのか、あまり寝ないようです。夜、長男が寝ると、静かだった次男は「お風呂に入りたい!」と言わんばかりに元気いっぱい泣き両親にアピールします。
そんな二人を「親目線」でみれば、「お互い『自分を見て欲しい』との気持ちながら、譲り合い・想い合いができている。」と感心します(二人揃ってギャンギャン泣き、自己主張することも多いですが。)。
さて、感心しているだけでは、「父親」は務まりません。家族が四人に増え、私も、今までより、育児に参加する必要が出てきました。事務所内の業務時間は少し減りそうですが、その分はテレワーク等を活用して補うよう工夫します。併せて、これまで以上に業務の質を高め、「依頼された案件を誠実に対応しなければならない。」と身の引き締まる思いになりました。
弁護士生活・父親生活の両方を充実させることは簡単ではありません。しかし、これまでの経験を活かし、工夫も凝らしながら、持ち味の「粘り強さ」で弁護士十年目を乗り切りたいと思います。
最後になりましたが、本年もどうぞよろしくお願い致します。
弁護士 加賀谷 達郎
人と野生動物との共生
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