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2012年10月27日

巻で原発を阻止することができた謎

 福島第一原子力発電所事故後、住民投票で原発を阻止した巻の人々の取り組みが取り上げられる機会が増えました。

しかし、柏崎刈羽ではなかなか盛り上がらなかった反原発の動きがなぜ巻では盛り上がったのか、よく理由が分かりませんでした。

今日の新潟日報「井上慶隆の今昔往来」では、西蒲原というのは昔からまとまらないのが特徴で、戦前は政友会・民政党で割れて政友芸者と民政芸者が張り合った、戦後はおなじみ西蒲選挙が跋扈した、しかし西蒲の人は1世紀に1回は大きなことを決めてきた、19世紀は新川開削で20世紀は原発住民投票だ、という趣旨のことが書かれています。中々興味深い話なのですが、なぜ世紀に1度の大決断をすることができたのか、ますます疑問は深まります。まとまらないのが特徴なので原発推進でもまとまらなかったということなんでしょうか・・・

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