2018年1月18日
納豆
〈事務所誌 ほなみ第123号掲載〉
新年あけましておめでとうございます。
年末年始の過ごし方は人それぞれと思いますが、美味しい食事をとり英気を養おうとする方も多いのではないでしょうか。
食事は楽しみであると同時に、私たちが生活するうえで欠かせないものですが、皆さんは苦手な食べ物はありますか。
私は、納豆が大の苦手です(アレルギーではありません。)。臭いとネバネバが特にダメです。私の納豆嫌いは他人から意外に見られるようで、ある人から「君の顔は、納豆そのものではないか。」と言われたこともありました。
赤ん坊のときには納豆を喜んで食べたそうですが、気が付くと、苦手になっていました。小学校二年生のとき、経緯こそ記憶にないですが、泣きながら納豆を食べたことを鮮明に覚えています。
その他も食べ物の好き嫌いが多かった私は、周囲に言われても、頑として嫌いなものを食べませんでした(だから、身長がそれほど伸びなかったのかもしれません。)。
大学進学で一人暮らしを始めたことをきっかけに、食べ物の好き嫌いは徐々に減りました(多くが「食わず嫌い」でした。)。それでも、納豆を食べようとは、全く思いませんでした。社会人になっても、結婚をしてからも、納豆は、「絶対食べたくない一位」の食品でした。
そんな私ですが、昨年二月に長男が生まれ、父親になりました。長男の離乳食に納豆も登場するようになりました。そして、「やっぱり納豆食べたほうがいいよ。」と妻に指摘をされました。
親になり、子どもを育てる立場になった以上、不合理な行動を子どもの前でするわけにはいきません。健康オタクではない私でも、納豆が大変栄養のある食品であることはわかります。普段の仕事がハードで体も疲れがちになることも併せると、いよいよ、納豆の力が必要になるかもしれません。
どうにかこうにか三十年以上の間納豆を避けてきた私も、そろそろ納豆に向き合おうと思いました。
もう少し立派な目標を掲げたいところですが、まずは、納豆のみならず普段避けていたことに正面から向き合うなど、公私とも基本を見直し、今年一年を充実したものにしようと決意を新たにしました。
本年もよろしくお願い致します。
弁護士 加賀谷 達郎
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