2020年9月15日
貴重な日常生活
今年四月に長男が幼稚園に入園し、通っています。
両親から離れた、初めての集団生活。「何でも積極的に取り込み、お行儀よく、給食も残さずきれいに食べる。」というわけではないですが、毎朝ニコニコで幼稚園バスに乗り、帰りもニコニコでバスから降りてくるなど、幼稚園生活を楽しんでいる様子です。
今年度は「コロナ禍」の影響で、幼稚園は一時休園し、圓の行事も中止または変更(縮小)されました。それでも、長男は幼稚園中心の日常生活を充実して過ごしており、大変嬉しく思います。(先生方が工夫を凝らし、行事に代わるイベントを企画してくださり、長男も満足しています。)
まだまだ手のかかる長男ですが、四か月間の幼稚園生活を通じ、成長したと驚いています。先生やお友だちとの触れ合いが子どもの成長にとって大きなエネルギー・刺激になることを教えられました。
普段通り日常生活を過ごせることがいかに貴重であるかは、皆さんも、「コロナ禍」を経験して感じたことだと思います。
そのような状況が続く中、国会議員夫婦の選挙買収や前東京高等検察庁検事長の麻雀賭博、同業者でも大規模広告を展開していた弁護士法人が億単位の預り金を流用したとの報道がされました。(いずれも無罪推定ですが)これらは、各関係者の日常生活が表面化したものと考えられ、大変残念というほかありません。
私も、他人の論評に終始せず、日常生活が貴重であることを自覚し、弁護士、父親・夫として、更に成長したいと思います。
弁護士 加賀谷 達郎
(事務書誌ほなみ 第128号掲載)
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