2012年6月14日
不安につけ込む勧誘にご用心
高価な商品を購入してしまったりする、いわゆる「消費者被害」が後を絶ちません。
最近、耳にするのは、「放射性物質を取り除く〇〇」と言ったものです。福島第一原発事故による放射性物質の拡散、そして内部被ばくの問題は非常に深刻であり、人々に不安を与えています。
他方、このような不安に乗じ、「日本でここだけの検査」や「絶対に安全」などとうたい、無用に高い検査や高価な商品を販売する業者も存在します。低線量被ばくや内部被ばくの問題については、重大な懸念があることは事実です。 正確かつ冷静な情報に基づいた判断が求められています。
「買って大丈夫かな?」と思ったら、まずは弁護士にご相談下さい。
新潟合同法律事務所 弁護士 二宮 淳悟
著者:二宮 淳悟
2010年12月 当事務所入所 ・2012年~新潟県弁護士会 東日本大震災復興支援対策本部 本部長代行 ・2015年~新潟県弁護士会 憲法改正問題特別委員会 副委員長 ・2019年~新潟県弁護士会 糸井川大規模火災対応本部 事務局長 ・2020年~新潟県弁護士会 学校へ行こう委員会 副委員長 ・2023年~新潟県弁護士会 刑事弁護委員会 副委員長 ・2012年~日本弁護士連合会 災害復興支援委員会 運営委員 ・2018年~関東弁護士会連合会 災害対策委員会 副委員長
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