2012年1月24日
入所挨拶
(事務所誌第110号掲載)
はじめまして。この度、新潟合同法律事務所に入所致しました加賀谷達郎と申します。新潟大学法学部卒業、同法科大学院修了、新司法試験合格、1年間の司法修習(札幌地方裁判所配属)を経て、当事務所で勤務することになりました。
私は、秋田県秋田市の出身ですが、新潟市には学生時代を含めて約8年半の間暮らしていました。学生時代を過ごし、司法試験合格のため勉学に励んだ街である新潟は、私にとって「第二の故郷」といっても過言ではありません。
新潟では、大学生の頃に知り合った弁護士の方に憧れて、司法試験の受験を決意しました。受験生時代には挫折も経験しました。しかし、多くの方々に支えられたおかげで、あきらめずに勉強を続けることができ、司法試験に合格しました。そして、今こうして弁護士となって新潟の街に戻ってくることができ、大変嬉しく思います。
嬉しいと同時に、これから、「基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする」弁護士(弁護士法第1条)として適切に業務を遂行しなければならないと身が引き締まります。市民の皆様が法律事務所に行く機会は多くなく、むしろ、「できれば、弁護士の世話にはなりたくない」という人が大多数ではないでしょうか。そのため、誤解を恐れずに言うと、法律事務所に行くことは日常生活の重大なトラブルに直面したことを意味するといえます。そのような方々の紛争解決をお手伝いすることは、人の人生を左右する大変責任の重い仕事であるという自覚を持ち、日々の弁護士業務に臨む所存です。
案件によっては、相談や依頼をした皆様にとって満足いく結果や回答が得られないこともあるかもしれません。ですが、何事に対しても謙虚であること、相談者や依頼者の方と誠実に向き合うこと、ひいては、1つ1つの案件について丁寧な対応をすること、を業務遂行の際に心掛けていきたいと考えております。
偉そうなことも書きましたが、私自身も未熟者です。そうとはいえ、弁護士として、皆様のお役に立てるよう精一杯努力致します。時には、当事務所の先輩弁護士の力も借りながら、「相談者や依頼者の方にとって何が最善の紛争解決策であるのか」を皆様と一緒に考えていきたいと思っております。
最後になりましたが、「市民の皆様から信頼される弁護士」になるために、日々研鑽を積んでいきますので、今後ともどうかよろしくお願い致します。
弁護士 加 賀 谷 達 郎
著者:加賀谷 達郎
新潟県よりさらに冬が厳しい秋田県で生まれ育ちました(北海道に住んだこともあります。)。縁あって、学生時代を過ごした新潟で、弁護士として活動することができ、嬉しく思います。「弁護士」と聞くと「なるべく関わりたくない」という方が大多数かと思いますが、ご依頼された場合、法律・裁判例を念頭に置きながら、「依頼者の方にとって一番良い解決は何か」を考え、業務に務めたいと思います。雪国育ちですが、スキーはできません。しかし、寒さ・辛さにも耐える我慢強さ、簡単にあきらめない粘り強さには自信があります。TVドラマで登場する弁護士の様な華麗さはないですが、依頼者の方と誠実に向き合い、粘り強く、少しでも良い解決を目指したいと思います。
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