2020年9月23日
怪人役兼弁護士
我が家の最近の日課は、長男(3歳)がドハマリしている「仮面ライダー」を見ながら「たたかいごっこ」をすることです。長男はブロックやミニカーを組み合わせてオリジナルの変身ベルトを作ります。出来上がると、ズボンに挟んで装着、かっこよくポーズを決めて「へんしん!おれは、かめんらいだー○○だ!かいじんめ、ゆるさないぞ!!」と口調まで仮面ライダーになりきって怪人(注:パパやママです。)にたたかいを挑んできます。
お兄ちゃんの雄姿を見ていた長女(2歳)も、ブロックでベルトを作り腰にあてて「えんちん!かめーあいだー△△だ!かぁいじんえ、ゆー◎▼※☆●×!」と長男のセリフを完コピ(?)して向かってきます。
ここで怪人役は適度に反撃しつつも敗北のタイミングを見誤ってはいけません。全く反撃しないと盛り上がりませんし、かといって反撃ばかりしていると、仮面ライダー側から「ママ~、ちゃんとたおれてよ~!!」と半べそをかきながらお願いされてしまいます。絶妙なバランス感覚が必要になるのは、弁護士業務とも通じるところがあるかもしれません・・・。
最近では更なる盛り上がりを演出するために、一度「い、いたい・・・」と片ひざをついて油断させてから「負けないぞ!」と立ち上がって反撃を再開するなど、より良い(?)怪人役になるために精進しています。
というわけで、たたかいごっごを通じて弁護士としての腕も磨いていけたらなと思う毎日です。
弁護士 鈴木麻理絵
(事務書誌ほなみ 第128号掲載)
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