2017年8月16日
時給1500円には夢がある
少し過去のことですが、「時給1500円には夢がある!」と最低賃金額の大幅引き上げを求め、若者たちが東京・新宿でデモをして注目されたそうです。
『最低賃金額』(サイチンと略されます)は、それ未満で働かせると単に安過ぎると批判されるだけでなく、裁判にかけられ刑事罰が課せられる賃金額です。若者たちの夢という時給1500円は、週40時間で約1ケ月働くと、1500円×40時間×4週間ちょっと=約25万円となります。ここから税金・保険料を引かれる手取り21万円程度です。時給1500円と言ってもそんなに余裕のある夢ではありません。それでも日本の現在の最低賃金額の約2倍です。
ちなみにわが新潟県の最低賃金額は753円、シチゴサン。ささやかな“夢”を実現させるためにも息の長い地道な運動が必要です。
弁護士 金 子 修
著者:金子 修
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