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2020年1月24日

起承転結のすすめ

 

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、皆さんは、人前で話すことは得意でしょうか。少なくとも、私の年代(40代)は、人前で話をするための訓練を学校では教わっておらず、どちらかと言えば苦手という方が多いので はないかと思います。

会合や宴席で、自己紹介やスピーチを突然頼まれることなどがありますが、何も考えずに話していると、ただダラダラと続いたり、内容があっちへ行ったりこっちへ行ったりと、結局何が言いたいのか分からないまま終わってしまうこともあります。

そのような場合どのように対処したら良いかというのは、過去の経験からすると、やはり「起承転結」で話を構成するのが座りが良いように思います。

「起承転結」の例文としてよくあげられるのが、次の「糸屋の娘」です(地域により色々なバリエーションがあるようですが。)。

(起)京都三条の糸屋の娘 (承)姉は16、妹は14 (転)諸国大名は弓矢で殺す(結)糸屋の娘は目で殺す

「起」が導入部、「承」は「起」を受けた続き、「転」は「起」「承」とは異なる話題が出てくるのですが、「結」で「承」と「転」がつながった結論が示されるという構造となっています。

話の組み立て方は、結論から逆算するという方法もあります。

例えば、結論として「今年の目標は恋愛成就」という話をするとします。そうすると、「起」の部分は「昨年の目標も『恋愛成就』だった」、「承」の部分は「昨年の初詣でで祈願したが叶わなかった」などと、結論が決まれば「起」と「承」は比較的容易に考えられます。

問題は、ひと工夫が必要な「転」の部分です。例えば、今年の干支はねずみで、ねずみと言えばミッキーマウス、ミニーマウスを連想させます。

そうすると、(起)昨年の目標は「恋愛成就」でした。 (承)昨年の初詣ででこれを祈願したのですが、昨年は残念ながら叶いませんでした。 (転)ところで、今年の干支はねずみです。 (結)そこで、今年こそ、ミッキーとミニーのような素敵なカップルになれるようがんばります。

という具合に話がつながるということになります。

最後まで何が言いたいのか分からない話は、聞く側にとっても苦痛になることがあります。

そこで、「起承転結」で話をすることを心がけてみては如何でしょうか。

なお、ここまで「起承転結」のことを言っておきながら、この原稿自体が「起承転結」の構成になっていないことはご愛嬌ということでお許しください。

    弁護士  小 淵 真 史

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