2026年9月14日
保険の弁護士費用特約について
医療費については健康保険という公的保険制度があるのに対して、弁護士費用については公的な保険制度はありません。しかし、自動車の任意保険では、弁護士費用をカバーするための弁護士費用特約がオプションとして用意されています。
自動車損害保険の弁護士費用特約は、交通事故の事案を念頭に置いたものですが、この弁護士費用特約で、自動車の交通事故に加え、日常の偶然の事故で被害者となった場合にも弁護士費用を出してもらえるタイプがあります。
日常事故の対象の例は、物品の盗難(加害者が判明している場合)、マンションの上階からの水漏れで家具や電化製品が故障したような場合、他人のペットに噛まれた場合など、あくまでも偶然の事故により被害者となった場合であり(内容は保険の契約条項により異なります。)、離婚事件や貸金事件などは含まれません。
また、弁護士費用特約は、保険契約者のみならず、同居の家族等でも利用できる場合があります。
火災保険、傷害保険等に弁護士費用特約がついている場合もあります。火災保険や傷害保険のオプションの弁護士費用特約の対象事案は、自動車保険の弁護士費用特約と異なっている場合があります(隣地紛争や借家紛争で使用できる場合もある。)。
保険会社や保険のタイプにより、補償対象事案、家族使用の可否等が異なりますので、詳しくは保険会社に問い合わせるか、それでも納得できない場合は当該保険契約の条項(約款)を確認し、弁護士等にご相談してみて下さい。
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