2017年9月8日
公文書管理に関するシンポジウムのご案内(9月23日)
行政による公文書の管理については、昨今の報道のとおり、「文書が存在しない」、「文書は破棄された」など首をかしげるような説明が政府関係者からされています。しかし、ある重要事項がどのように決定されたのかを文書化することは必要不可欠です。
新潟県弁護士会では、みなさまに行政による公文書管理について考えてもらうため、本年9月23日(土)午後2時から、シンポジウム「どうなっている、公文書管理!?~作ろう、公文書管理条例~」を開催します(会場は新潟テルサ2階特別会議室です。)。
シンポジウム当日は、内閣府公文書管理委員会委員長代理をされている三宅弘弁護士をお迎えし、公文書管理の問題点・あり方などを講演していただきます。その後、三宅弁護士、新潟日報社論説編集員の仲屋淳氏、当会会員によるパネルディスカッションを行い、公文書管理に関する問題提起や意見交換を行います。
私もシンポジウムの企画・準備に携わっていますが、「公文書管理」という一見難しそうな分野の概要、問題点及び改善策を様々な角度から知るうえで、格好の機会になると思います。
興味のある方は、ぜひお越しください。
弁護士 加賀谷 達郎
著者:加賀谷 達郎
新潟県よりさらに冬が厳しい秋田県で生まれ育ちました(北海道に住んだこともあります。)。縁あって、学生時代を過ごした新潟で、弁護士として活動することができ、嬉しく思います。「弁護士」と聞くと「なるべく関わりたくない」という方が大多数かと思いますが、ご依頼された場合、法律・裁判例を念頭に置きながら、「依頼者の方にとって一番良い解決は何か」を考え、業務に務めたいと思います。雪国育ちですが、スキーはできません。しかし、寒さ・辛さにも耐える我慢強さ、簡単にあきらめない粘り強さには自信があります。TVドラマで登場する弁護士の様な華麗さはないですが、依頼者の方と誠実に向き合い、粘り強く、少しでも良い解決を目指したいと思います。
死ぬために働いているのではない