2026年7月9日
振り込め詐欺事案で損害の一部を回復できました(事例紹介)
Aさんは、振り込め詐欺に遭い、多額の損害を受けました。
私は、Aさんから依頼を受けて、入金先の口座名義人に対する損害賠償請求訴訟等を提起して、債務名義を取得しました。
その後、強制執行手続で預金口座を差押えました。既に残高のない口座もある一方、被害額の一部を回収できました。
僅かでも被害回復を実現できた要因はAさんの決断力でした。私も、Aさんにご負担いただいた弁護士費用を大幅に上回る金額を回収でき、「最低限の結果を出せた。」と安堵しました。
振り込め詐欺事案の被害回復は、被害者のスピード感・決断力が大事です。それらに加えて、口座にお金が残っている「幸運」が必須ですが、「できる限りのことはしたい。それでも回収できなければ仕方ないから、依頼したい。」というAさんの決断力が成果に繋がった事例として紹介いたします(HP掲載について、Aさんのご了解を得ています。)。
その一方、振り込め詐欺事案では、訴訟提起及び強制執行手続が功を奏しない場合(弁護士費用の支出分の回収もできない場合)が圧倒的多数であることもまた事実です。
私たちとしましても、同事案の相談では、被害者の方が安易な期待を抱くことのないよう、費用対効果・回収可能性・具体的手順を丁寧に説明し、依頼の是非をご検討いただけるよう努めてまいります。
弁護士 加賀谷達郎
著者:加賀谷 達郎
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新潟県よりさらに冬が厳しい秋田県で生まれ育ちました(北海道に住んだこともあります。)。縁あって、学生時代を過ごした新潟で、弁護士として活動することができ、嬉しく思います。「弁護士」と聞くと「なるべく関わりたくない」という方が大多数かと思いますが、ご依頼された場合、法律・裁判例を念頭に置きながら、「依頼者の方にとって一番良い解決は何か」を考え、業務に務めたいと思います。雪国育ちですが、スキーはできません。しかし、寒さ・辛さにも耐える我慢強さ、簡単にあきらめない粘り強さには自信があります。TVドラマで登場する弁護士の様な華麗さはないですが、依頼者の方と誠実に向き合い、粘り強く、少しでも良い解決を目指したいと思います。
民事裁判情報の活用の促進に関する法律について

