2017年9月12日
死ぬために働いているのではない
「過労死」本当にイヤな言葉です。“労働し過ぎて死ぬ”―― 西洋では “Oh,Crazy!”と言われるそうですが、東洋でだってアフリカでだって、すんなり理解されないでしょう。そんな“正気の沙汰でない”ことが、最近ようやく日本でも“正気の沙汰でない”でないと理解されつつあります。
新潟でも、この“Oh,Crazy!”な状態をなくし、健康で充実して働けるような社会を役所も会社も労働者も一緒になって作り上げようと、画期的なシンポジウムが企画されました。
・平成29年11月30日(木)午後2時~5時まで
・場所・新潟駅万代口前・ガレッソホール
・参加は無料、どなたでも。ただし事前申込みが必要(Web「過労死防止シンポ」か、03-6264-6445までFAX)。
主催は厚生労働省、新潟県や新潟市などが後援し、過労死で大切な人をなくした家族や過労死裁判をたたかう弁護士団体も協力する、というものです。
メインの内容は、健康管理を充実させる会社ほど業績が向上する傾向があるという研究成果とか、現場の看護師さんが会社での労働者の健康管理のベストチョイスをお話しします。それ以外にも、実際に起こった過労死の実例や過労死寸前のような長時間労働の実態も報告され,実態の深刻さを皆さんと共有します。
ぜひご参加ください。
(弁護士 金子修)
著者:金子 修
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