2023年1月20日

「朝ドラの働き方改革」

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

　皆さんは「朝ドラ」、見ていますか？私は「ちゅらさん」を最後に卒業していました。子どもが生まれてからは、朝はもっぱら「おかあさんといっしょ」と決まっていましたが、長男が年長になり子ども向け番組から卒業し始めました。そんなとき、たまたま見たのが「カムカムエヴリバディ」。途中からでしたがハマってしまい、再び「朝ドラ」の門をくぐりました。

　そうは言っても朝８時頃は保育園の登園準備や私自身の出勤準備等でまさに戦場。ゆっくり「朝ドラ」を見る余裕もないため、録画しておくことにしました。

　週末にまとめて見ていたときのことです。「さて、金曜の続きはどんな話かな・・・」とワクワクしながら土曜日の回を再生してみると、「あれ、これ見たことある話・・・月～金の話の総集編じゃん！」と気づいたのです。私がまだ「ちゅらさん」を見ていた頃は、土曜日も話が進んでいたと記憶していて、今回だけ何かのトラブルで総集編を放送しているのかと思いましたが、調べてみると「働き方改革」の影響だったと分かりました。これまでは、月～土の「週６」だったのを、月～金の「週５」にしたとのことでした。

　まさか、朝ドラで「働き方改革」の影響を感じるとは思いませんでしたが、振り返ってみれば、私が小学生の頃、月～土（土曜は午前中のみ）の週６日学校に行っていましたが、中学・高校と進学するうちに第２土曜日、第４土曜日が休みになり、大人になってからは「週休2日」というのが当たり前になりました。そう考えると、「働き方改革」として「朝ドラ」も土曜日はお休みで月～金の総集編を放送するというのは、当然の流れなのでしょう。

　そんなことを思いながら今も見ています、「舞いあがれ！」。ストーリーも好きですが、「推し」の仮面ライダー俳優さんが出ているところが特に気に入っています。「朝ドラ」を朝でなく夜に見たり、主人公よりも主人公のお父さんお母さんに感情移入してしまったり、私自身もだいぶ大人になったなあと感じながら、楽しみに見ています。

（事務所誌ほなみ第133号掲載）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弁護士　鈴木　麻理絵