2014年1月9日
「書初め」
(事務所誌「ほなみ第115号」掲載)
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
ところで、皆さんは、新年に「書初め」をしますか?私はたぶん、中学生のときが最後だったと思いますので、もう十数年やっていません。
最近は、きれいな字が書けるようになる「ペン字練習帳」が流行っているようで、私も密かに練習しようかと思っています。私は、小学2年生のときから中学3年生まで、習字を習っていたので、「段」を持っています。何段かと言えば、なんと「10段」。しかも、私の習っていた書道塾では、10段をとると「名人」の称号がもらえるので、実は私は「名人」なのです。ただ、長いことブランクがあるので、今は「名人」と名乗るのが恥ずかしい限りですが・・・。
大人になってからは、「手書き」で文字を書くことが本当に少なくなったと思います。仕事上の文章はほとんどパソコンで作成しますし、プライベートの手紙や年賀状も、今やメールで送る時代です。友人の結婚式に招待されて受付で名前を書いたときに、つくづく「字が下手くそになったなあ。」と思ってしまいます。
書道を習っていたころ、一生懸命丁寧にきれいな字を書こうと思って書いた文字は、先生から「上手に書けているね。」とほめられました。逆に、ちょっと手を抜いて書いた文字は、「払い方」や「点の位置」など、細かいところに神経が向いていないので、先生によく注意されました。「手書き」の文字は、人の心を映す鏡なのかもしれません。
2014年は、「書初め」でスタートさせたいと思っています。何という文字を書くかについてはそれは事務所のホームページを見てのお楽しみということにしておきます。
皆さんも、「書初め」、いかがでしょうか?
弁護士鈴木麻理絵
新年のご挨拶
年明けはマラソンから