2014年6月24日
【雑感】集団的自衛権と憲法解釈の変更について
ワールドカップの最中ですが、今日の報道では政府は憲法解釈による集団的自衛権を行使可能とすることについて、7月1日の閣議決定を目指すとのことです。
集団的自衛権の報道を見る度、私が学んだ憲法とはなんだったのだろうかと疑問を抱かざるを得ません。私が学んだ「日本国憲法」では
①国民が主役であり、
②平和を追求し、
③国民の人権を守る
といったことが書かれているものです。しかし今、安倍政権は
①国民の意見を聞くことなく、
②着々と戦争ができる国へと変容させ、
③国のためには国民の人権を制限するという
真逆の方向性に突き進んでいます。
戦争を経験した世代の方々が必死に守ってきた「平和」を戦争を経験していない世代が壊そうとしています。
私も含めて「戦争を経験していない世代に育てられた世代」が断固として止めなければならないと思います。
今こそ若い世代が『戦争反対』の声を大きくあげる時だと思います。
弁護士 二宮 淳悟
著者:二宮 淳悟
2010年12月 当事務所入所 ・2012年~新潟県弁護士会 東日本大震災復興支援対策本部 本部長代行 ・2015年~新潟県弁護士会 憲法改正問題特別委員会 副委員長 ・2019年~新潟県弁護士会 糸井川大規模火災対応本部 事務局長 ・2020年~新潟県弁護士会 学校へ行こう委員会 副委員長 ・2023年~新潟県弁護士会 刑事弁護委員会 副委員長 ・2012年~日本弁護士連合会 災害復興支援委員会 運営委員 ・2018年~関東弁護士会連合会 災害対策委員会 副委員長
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