2017年9月28日
どうして交通事故の賠償問題を弁護士に相談・依頼する必要があるの?
交通事故の被害に遭うと、治療費・休業補償・後遺障害・修理代等の様々な損害が発生します。
被害者の方は、ご自身の被った損害を賠償してもらうため、保険会社・共済の担当者(以下「保険会社」といいます。)と交渉する必要があります。もっとも、保険会社の提示する賠償額は、裁判で認められる金額の目安(いわゆる赤本基準)より低く抑えられていることが多いです。
治療等で大変な中、被害者やご家族がご自身で赤本基準を一生懸命調べて「赤本基準近くまで増額できる。」と保険会社に伝えても、「(ご本人だと)これ以上の増額には応じられない。」と回答されることもあるようです。
しかし、弁護士が被害者代理人として交渉に入った途端、保険会社の提示額が増額するというケースが多いです(裁判前の交渉段階でも、赤本基準の8~9割に近い金額の支払いで解決できるケースもあります。)。また、被害者やご家族が保険会社と直接交渉する必要もなくなります。
このようなメリットが被害者やご家族にあるため、交通事故の賠償問題を弁護士に相談・依頼する必要があると考えます(デメリットは、弁護士費用を支払う必要があることだと思います。しかし、弁護士費用以上の賠償額が増額するケースも多く、弁護士費用特約等の利用によって現実的な費用負担を軽減できることもあります。)。
当事務所では、交通事故の賠償問題について、ご相談・ご依頼を受けております。ご予約は、電話またはメール(受付フォーム)でお願い致します。
弁護士 加賀谷達郎
著者:加賀谷 達郎
新潟県よりさらに冬が厳しい秋田県で生まれ育ちました(北海道に住んだこともあります。)。縁あって、学生時代を過ごした新潟で、弁護士として活動することができ、嬉しく思います。「弁護士」と聞くと「なるべく関わりたくない」という方が大多数かと思いますが、ご依頼された場合、法律・裁判例を念頭に置きながら、「依頼者の方にとって一番良い解決は何か」を考え、業務に務めたいと思います。雪国育ちですが、スキーはできません。しかし、寒さ・辛さにも耐える我慢強さ、簡単にあきらめない粘り強さには自信があります。TVドラマで登場する弁護士の様な華麗さはないですが、依頼者の方と誠実に向き合い、粘り強く、少しでも良い解決を目指したいと思います。
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