新潟合同法律事務所(新潟県弁護士会所属)

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2023年9月15日

重大被害(死亡・後遺障害)が発生した交通事故で、被害者の落ち度(過失)が比較的大きい場合の損害賠償問題について

交通事故で、ご自身やご家族に重大な人身被害(死亡、後遺障害)が発生したけれども、被害者自身にもそれなりの落ち度(過失)がある事例も一定数存在します。 被害者側の落ち度が大きい場合、加害者保険会社から相当低い賠償額の提案がされるケースも多いと思います。「自分自身(家族)の落ち度が大きいから・・... 続きを読む

2020年10月12日

交通事故(人損)~人身傷害保険金と損害賠償金の請求順序にご注意を~

交通事故(人身傷害)の損害賠償請求で過失相殺が問題になる場合、損害額から被害者の過失部分が減額されます(例えば、損害額100万円の事案でも、被害者に4割の過失があると、被害者が加害者より受領できる損害賠償金は60万円に減額します。)。 しかし、被害者自身の損害賠償保険に人身傷害保険(共済)の特... 続きを読む

2019年9月3日

高齢者の自動車事故について

今年の春頃から「高齢運転者による自動車事故」のニュースがたくさん報道されています。そして、それらの事故の原因が「アクセルとブレーキを踏み間違え」であるとして、高齢者に対する運転免許制度についても様々な議論がされています。 この点、交通事故に関する警察庁の統計をみると、年齢別免許保有者10万人あ... 続きを読む

2018年8月8日

車が動いていれば100:0にならないのは本当?

動いている車同士の事故の場合、過失相殺ということがよく話題にのぼります。たとえば、A車とB車が衝突して事故になった場合に、Aの過失が20%、Bの過失が80%で、A・Bの損害がともに100万円であるとすると、Aは、Bの損害のうち20%にあたる20万円の賠償義務を負い、BはAの損害のうち80%にあたる8... 続きを読む

2018年3月1日

交通事故の賠償問題~保険会社は慰謝料・逸失利益を低く提示する!?~

交通事故の賠償問題を弁護士に依頼するメリットは、保険会社提示額・支払額が増額するケースが多い点にあることを以前のコラム(2017年9月28日執筆)で説明しました。 交通事故の相談・依頼を受けた際、相談者・依頼者の方より見せていただいた保険会社の提示額(※弁護士受任前のもの)で、「赤本基準(裁判... 続きを読む

2018年1月11日

自転車保険に加入していますか?

通勤・通学で自転車を利用する人も多いと思いますが、自転車事故で多額な損害賠償が発生する危険性があることについては、あまり知られていないかもしれません。 自転車は、これまで自動車との関係では「交通弱者」として見られていましたが、昨今は自転車と歩行者との事故が増え、「加害者」の立場になることが多く... 続きを読む

2017年11月24日

自転車後部に反射板は付いていますか 

最近、夜間、車を運転していて、前方の車道左側を走っていた自転車に気づかずにびっくりしたことがありました。 自転車の後部に反射板が付いていなかったので、直前まで自転車の存在に気づかなかったのです。 夜間にライトをつけずに自転車に乗るのはもちろん違法ですが、後部の反射板が付いていない自転車も違法な... 続きを読む

2017年11月15日

再びムチウチ症

1年ほど前に、交通事故で外傷性頸部症候群(ムチウチ)で後遺症14級かつ自覚症状だけという事件で、10年間(42才・女性)、15年間(34才・男性)を認める判決をもらったという記事を書きました。 最近、同じような事件で、やはり、日常生活上の不自由さを動画で見せたり、尋問で仕事上の辛さを具体的に語... 続きを読む

2017年9月28日

どうして交通事故の賠償問題を弁護士に相談・依頼する必要があるの?

 交通事故の被害に遭うと、治療費・休業補償・後遺障害・修理代等の様々な損害が発生します。  被害者の方は、ご自身の被った損害を賠償してもらうため、保険会社・共済の担当者(以下「保険会社」といいます。)と交渉する必要があります。もっとも、保険会社の提示する賠償額は、裁判で認められる金額の目安(い... 続きを読む

2017年8月1日

自転車の逆走

自転車は車両ですから、自動車と同じように基本的には車道を左側通行しなければなりません。自転車道が設けられている場合は基本的には自転車道を左側に寄って走行しなければなりません。 歩道が設けられて ある道路に歩道に沿って車道内に白線が引かれていますが、その中を自転車が右側通行をしているのを見かける... 続きを読む

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