新潟合同法律事務所(新潟県弁護士会所属)

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2018年6月20日

解決事例の紹介-すい臓がんの検査ミスが疑われた事案(医療過誤)-

すい臓がんは、故星野仙一さん(元プロ野球選手監督)や翁長雄志さん(沖縄県知事)が闘病した疾患で、発見が難しいと説明されています。

すい臓がんを発見する方法として、内視鏡を使用した検査が効果的であるといわれています。ところが、ある医療機関において、すい臓がんの検査のため、内視鏡検査を行った際、誤って、検査針が患者の動脈を損傷したことが原因となって、患者が死亡したのではないかという事案が発生しました。

同事案において、当事務所の弁護士が、ご遺族から依頼され、病院側との交渉を行いました(交渉に先立ち、カルテ等の証拠保全手続を行いました。)。病院側の説明(医療過誤の可能性を排除しない解決を考えているか、検査当時における患者本人の病状はどうだったのかなど。)、解決方法に関するご遺族の意向を踏まえ、話し合いによる解決を図ることができました(担当は、小川・加賀谷でした。HP掲載について、依頼者の了解を得ています。)。

医療過誤の事案は、前提として「医療過誤なのか(またはその疑いがあるか)。」の調査が必須で、主張立証の工夫も必要です。当事務所では、医療過誤のご相談にも対応しております。ご予約は、電話またはメール(受付フォーム)にてお願い致します。

 

弁護士 加賀谷達郎

著者:

新潟県よりさらに冬が厳しい秋田県で生まれ育ちました(北海道に住んだこともあります。)。縁あって、学生時代を過ごした新潟で、弁護士として活動することができ、嬉しく思います。「弁護士」と聞くと「なるべく関わりたくない」という方が大多数かと思いますが、ご依頼された場合、法律・裁判例を念頭に置きながら、「依頼者の方にとって一番良い解決は何か」を考え、業務に務めたいと思います。雪国育ちですが、スキーはできません。しかし、寒さ・辛さにも耐える我慢強さ、簡単にあきらめない粘り強さには自信があります。TVドラマで登場する弁護士の様な華麗さはないですが、依頼者の方と誠実に向き合い、粘り強く、少しでも良い解決を目指したいと思います。

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