2014年3月9日
刑事事件Q&Aシリーズ2
Q:逮捕された場合、弁護士にきてもらうにはどうしたらいいのでしょうか?お金がなくても頼めるものですか?
A:身柄を拘束されている被疑者にとって、自分のために助言や協力してくれる「弁護人」の存在はとても大切です。
新潟県弁護士会には「当番弁護士」という制度があります。これは、逮捕・勾留された被疑者のために、当番の弁護士が無料で面会にかけつける制度です。
被疑者自身が、警察官や勾留質問の裁判官に「当番弁護士を呼んでほしい。」と言えば、弁護士会に連絡がきて、当番の弁護士がかけつけます。
また、被疑者の家族の方も当番弁護士を依頼することができるので、弁護士会に連絡してみてください。
当番弁護士による面会は原則1回だけですが、お金がなくても頼める制度ですので、是非活用してください。
当番できた弁護士をその後も弁護人として担当してもらいたい場合、お金がない方のために「国選弁護制度」や「刑事被疑者援助制度」というものもあります。
もちろん、当事務所でも刑事事件の相談を受け付けておりますので、お困りの方はご連絡ください。
鈴木 麻理絵
著者:鈴木 麻理絵
生まれも育ちも埼玉県ですが、縁あって新潟で弁護士として働くことになりました。依頼者の方に「相談して良かった」と思っていただけるように、誠実に取り組んでまいります。
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