2018年4月2日
50歳になって
昨年、50歳になりました。私が若い頃、50歳というとかなり歳をとっているイメージがありましたが、実際になってみると案外気持ちは変わっていないもんだなと思います。 たしかに顔とか肌の老化は見られるようになりましたが(涙)、30代、40代の頃と考え方とか物事の感じ方などはあまり変わっていないような... 続きを読む
2018年3月15日
「司法取引」が始まる
法務省は、「司法取引」を本年6月から始める方針を明らかにしました。 そもそも「司法取引」とは何かというと、被疑者や被告人が自分以外の犯罪を捜査機関に明かす見返りに、求刑を軽くしたり、起訴を見送ったりしてもらうものです。 司法取引は、警察や検察の取り調べの録音・録画(可視化)などとともに刑... 続きを読む
2018年2月20日
被疑者国選制度が拡大します
皆さんは被疑者国選制度をご存じでしょうか。犯罪の嫌疑を受けている人を被疑者といいますが、勾留(逮捕に引き続いてなされる身体拘束)された被疑者が経済的に苦しいなどの理由で弁護人を選任することができない場合に、本人から請求又は法律の規定によって国選弁護人を付けられる制度を被疑者国選制度といいます。 ... 続きを読む
2018年1月11日
自転車保険に加入していますか?
通勤・通学で自転車を利用する人も多いと思いますが、自転車事故で多額な損害賠償が発生する危険性があることについては、あまり知られていないかもしれません。 自転車は、これまで自動車との関係では「交通弱者」として見られていましたが、昨今は自転車と歩行者との事故が増え、「加害者」の立場になることが多く... 続きを読む
2017年11月24日
自転車後部に反射板は付いていますか
最近、夜間、車を運転していて、前方の車道左側を走っていた自転車に気づかずにびっくりしたことがありました。 自転車の後部に反射板が付いていなかったので、直前まで自転車の存在に気づかなかったのです。 夜間にライトをつけずに自転車に乗るのはもちろん違法ですが、後部の反射板が付いていない自転車も違法な... 続きを読む
2017年9月22日
「相続人が誰もいない」場合ってどうなるの?
遺産は、法律で定められた相続人が相続するのが原則です。しかし、故人(被相続人)に相続人がいない場合、その遺産はどうなるのでしょうか? 被相続人に相続人がいない場合、遺産は全て国に帰属するのが原則です。 しかし、一定の場合には相続権のない人(内縁の夫や妻、事実上の養子、献身的に面倒を... 続きを読む
2017年8月7日
「自転車活用推進法」をご存知ですか
昨年末に国会で成立した「自転車活用推進法」という法律が、本年5月1日から施行されています。あまり知られていないかもしれませんが、文字通り自転車の「活用」を「推し進めていく」法律です。要するにこれから日本も自転車に乗りやすい環境を整備していきますよ、というものです。国として「もっと自転車を使いましょ... 続きを読む
2017年1月30日 |著者: 小川 和男
もっと自転車レーンを!
私たちにとって非常に身近な交通手段のひとつである自転車。通勤通学に使う人も増える一方、歩行者や交通量の多い場所で危険な思いをしたことがある方も多いのではないでしょうか。 最近、新潟市内には、少しずつ自転車レーンが増えてきています。新潟市内を車で走る機会がある方は、左側に青く塗られた自転車通... 続きを読む
2016年11月9日
離婚調停ってどのような制度?
離婚調停ってどのような制度? (事務所誌 ほなみ第120号) 弁護士 小川 和男 Q1. 今、夫と離婚したいと思っているのですが、知り合いから離婚調停した方がいいよ、と 言われました。離婚調停ってそもそもどんな制度なのですか。 A1 .離婚調停は、夫婦間で離婚の話し合い(... 続きを読む
2016年4月8日 |著者: 小川 和男
歩きスマホ等による事故と過失割合
最近、歩きながら、自転車に乗りながらのスマートフォンが社会問題化しています。 東京消防庁の調べでは、その管内で平成22年から同26年までの5年間で、歩きながら、自転車に乗りながらなどのスマートフォン等に係る事故によって152人が救急搬送されたとのことです。 歩行中や自転車で走行中にスマートフォンを操... 続きを読む