2008年9月3日
中国人強制連行事件(新潟訴訟)上告棄却!
2008年7月4日、最高裁判所は私たちの上告を棄却する決定をしました。郵送されてきた決定書はほんの数ページ。 当事者目録を除けば実質的な理由部分はわずか2ページでした。内容も、「上告理由に該当しない」「上告を受理すべきものとは認められない」と結論を言うだけで、私たち弁護士がいう“三下り半”というもの... 続きを読む
2008年9月3日
国と企業は責任を果たせ
昨年4月28日の西松訴訟最高裁判決は強制連行の中国人被害者の被害実態に触れながら、債務者側の任意な自発的な対応に言及し、被害者らの精神的・肉体的な被害の甚大さと強制労働によって企業が得た違法利益を考慮すると、国を含めた関係者において被害者らの被害の救済に向けた努力を行うことを期待すると述べ、中国人被... 続きを読む
2008年4月8日
中国人強制連行強制労働事件
すでに60年以上も前のこと、日本が中国や米国などと戦争していた頃の事件です。 当時、男性の多くを兵隊として海外の戦地へ派遣していた日本は、国内で深刻な労働力不足に直面していました。このままでは戦争に必要な物資を作ることができません。そこで日本政府は、戦争相手国である中国から、騙してあるいは銃剣... 続きを読む