2018年4月13日
「弁護士保険」ご存知ですか?
「弁護士に相談してみようか・・・」と思っても、「費用」が気になることも少なくないと思います。そんなときに役立つのが「弁護士保険」です。 「弁護士保険」は自動車保険、火災保険、傷害保険の特約として販売されている商品ですが、対象となる事故等の被害に遭って弁護士に依頼するとき、法... 続きを読む
2018年4月9日
黒づくめの入学式
子どもの大学の入学式に出席しました。式典の会場は男女を問わず黒いスーツで埋めつくされ、異様な雰囲気でした。大学の入学式なので、もっと気楽な格好で、色とりどりの服装で出席するかと思っていましたが、父兄も黒い服装が多くめだちました。 このような黒づくめの服装による入学式は、大学だけでなく、専門学校... 続きを読む
2018年4月2日
50歳になって
昨年、50歳になりました。私が若い頃、50歳というとかなり歳をとっているイメージがありましたが、実際になってみると案外気持ちは変わっていないもんだなと思います。 たしかに顔とか肌の老化は見られるようになりましたが(涙)、30代、40代の頃と考え方とか物事の感じ方などはあまり変わっていないような... 続きを読む
2018年3月28日
「相続させる」旨の自筆証書遺言では預金の払い戻しを受けられない?
ある財産を「(相続人)甲野太郎に相続させる」旨記載された遺言は、相続分の指定を伴う遺産分割方法を定めたもので、その遺産が甲野太郎さんに承継されます(遺言形式は問いません。)。例えば、金融機関の預金を「甲野太郎に相続させる」旨記載された遺言では、甲野太郎さんは、他の相続人との遺産分割協議を経ずに、その... 続きを読む
2018年3月23日
久々の過払金訴訟
以前と比べ、サラ金などを相手方とする過払金の事件はずいぶん少なくなりました。しかもその大部分は示談交渉で終わるので、訴訟まで行くケースはさらに少ないです。 そんな過払金訴訟を久々に受任し、1年近く争い、最近ようやく和解で解決しました。和解金額は遅延損害金も入れた請求金額の9割程度でまずまずの結... 続きを読む
2018年3月19日
未成年者が面会交流を強く拒否している場合に間接強制は許されるか
離婚調停の際に子の親権者を定め、面会交流の取り決めをして離婚が成立したり、面会交流の審判が確定したのに、子が面会交流を拒否したため、非監護親が監護親を債務者として間接強制を申し立てることがあります。 判例によれば、「面会交流の日時又は頻度、各回の面会交流時間の長さ、子の引渡しの方法等が具体的に... 続きを読む
2018年3月15日
「司法取引」が始まる
法務省は、「司法取引」を本年6月から始める方針を明らかにしました。 そもそも「司法取引」とは何かというと、被疑者や被告人が自分以外の犯罪を捜査機関に明かす見返りに、求刑を軽くしたり、起訴を見送ったりしてもらうものです。 司法取引は、警察や検察の取り調べの録音・録画(可視化)などとともに刑... 続きを読む
2018年3月12日
証券取引被害~株で損をしたらあきらめるしかないか?~
株が上げれば儲かる、下がれば損をすることは誰でも知っています。したがって、株などの取引をして損をしたとしても、自己責任と考えて、あきらめてしまう人が多いのではないでしょうか。 確かに多くの場合には自己責任といえるでしょう。しかしながら、ケースによっては、裁判所は、株の取引による損失について、証... 続きを読む
2018年3月8日
非器質性精神障害の「治癒」と後遺障害の等級認定
Q1 職場の上司によるいじめやパワハラなどの職場のストレスで、うつ病を発症し、労災と認められ、休業補償給付を受けて生活をしています。 うつ病を発症し、治療をするようになって3年近くになりますが、病気を発症する前とならず、不眠となったり、体調の悪いときには家から出たくなくなります。 ... 続きを読む
2018年3月5日
「パワハラ」について
レスリング選手の関係者が内閣府に「パワハラ」を告発したと報道されています。 「パワハラ」とは何でしょうか。厚生労働省は「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義をしてい... 続きを読む