2011年6月13日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
ママはパパの暴力から逃げられるけど子どもは逃げられない ?
(事務所誌「ほなみ」第108号掲載) Aさんは、現在、5歳の娘と2人暮らし。カナダ人の夫とは、夫の暴力が原因で昨年から別居していて、現在離婚調停中だ。夫が娘の親権をあきらめないから、調停が長引いているのだ。ある日、スーパーに買い物に行ったAさんが目を離したすきに、娘が行方不明に。後に、夫が娘と一... 続きを読む
2011年6月3日 |著者: 金子 修
“うつ”を持っている依頼者の事件でやってしまった失敗
最近、うつ病などの精神症状を持った方から相談を受けたり、事件を受けたりすることが多くなりました。 真剣に被害を語るようすから、このまま放ってはおけないと思い事件を受任した場合、その後の意思疎通の方法、距離感の保ち方に悩むことが少なくありません。 うつ状態の人への気配りとしてよく言われるのは、... 続きを読む
2011年5月31日 |著者: 二宮 淳悟
法律相談 ~災害編~
(事務所誌「ほなみ」第108号掲載) Q 一軒家に住んでいるのですが、地震で隣の家の塀が倒れてきました。隣の人が立てた塀ですが、隣の人が話し合いに応じてくれそうにありません。誰にどんな請求ができますか? A 具体的事情により、隣人に損害賠償を請求できることがあります。 民法717条には... 続きを読む
2011年5月25日 |著者: 金子 修
「無力感」を行動に変えて
(事務所誌「ほなみ」第108号掲載) 入稿が遅れている間に3月11日の震災が起きました。そこで、急遽テーマを変えて、震災と「無力感」について考えてみます。 震災後、テレビを見た多くの人が被災地の様子にショックを受けたと思います。そして、多くの人が「自分も何か役に立ちたい」と思ったはずです。私... 続きを読む
2011年5月18日 |著者: 近藤 明彦
震災からの復興へ向けて
(事務所誌「ほなみ」第108号掲載) たった一瞬ですべてを失うとはまさにこのようなことを言うのでしょう。 東日本大震災で命を落とされた方々、被災された方々に対し、改めて、お悔やみとお見舞いを申し上げます。 震災からの復興に必要なことは、余りにも多く、ここですべてを語ることは到底できませんが... 続きを読む
2011年4月28日
雪割草が咲きました。
4月の日曜日、天気が良かったので角田山に登ってみました。 ちょうど雪割草、カタクリなどが満開で、 角田山は県内外の愛好家で万代シティ以上のにぎわい! 特に人気なのは雪割草です。 花の可憐さ、種類の多さ、希少さももちろんですが、 私は「雪割草」という名前が秀逸だと思います。 今年、人間の世界で何が... 続きを読む
2011年4月27日 |著者: 小川 和男
取調べの名の下で
先日、大阪地裁で、強盗致傷などの罪に問われた被告人の裁判員裁判の判決がありました。その判決の中で、裁判所は、「取り調べ警察官が違法、不当な言動に及んだ疑いがある」と指摘し、弁護側の主張どおり、窃盗罪と傷害罪が成立するとの判断を下しました。 この事件は、強盗致傷罪が成立するか、窃盗罪と傷害罪が成立... 続きを読む
2011年4月25日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
呼び方について
(事務所誌「ほなみ」第106号掲載) 今号は、「女性の権利」に関連する話という原稿依頼を受けました。法的な話からは一寸逸れますが、日ごろ感じていた疑問について少し調べてみました。 日本では、第三者の前で男性が自分の配偶者の話をするとき、どのように呼んでいることが多いでしょうか。 一般的に... 続きを読む
2011年4月21日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
弁護士費用,もっとバシッと決められないの?
困った,どうしよう!と思ったとき,すぐに弁護士に相談できるでしょうか? 「一体いくらかかるんだ?」と思うと,敷居が高くてなかなか法律事務所に行くことができない方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。 インターネットで調べてみても,「離婚は1件○○円。交通事故は1件○○円。」... 続きを読む
2011年4月19日 |著者: 金子 修
“パートのおじさん”とは、普通言わない
(事務所誌「ほなみ」第106号掲載) 日本では、現在、給料をもらって働いている人(労働者)が約5000万人います。 それではクイズです。 つぎの( )の中には同じ数字が入ります。どんな数字でしょう。 ①正社員だけで見ると、女性は男性の( )%です。 ②女性だけで見ると、正社員の数は全... 続きを読む