2011年9月1日|著者:中村 周而
親の宗教活動と子どもの人権
(事務所誌「ほなみ」第108号掲載)子どもが、カルト団体の施設のなかで十分な食事も与えられずに放置されていたり、暴行を受けているという事件は、これまでもたびたび発生しています。あのホームオブハート事件でも児童虐待が大きな問題になりました。カルト団体のなかで共同生活を強制されていた子どもは、劣悪な生... 続きを読む
2011年8月8日|著者:金子 修
辻本好子さんのこと
「ささえあい医療人権センターCOML(コムル)」理事長の辻本好子さんが、去る6月18日病気のため亡くなりました。その死亡記事はほぼ全国の新聞に掲載されました。「ささえあい・・・・」と聞いてもピンと来ない方もいるでしょう。でもそんなあなたも、お医者さんの診察・治療を受けて、嫌な思いやつらい経験をし... 続きを読む
2011年7月19日|著者:新潟合同法律事務所 事務局
被災地各地のオンブズマンが集まりました
7月2日・3日、仙台で北海道・東北地方を中心とするオンブズマンの例会がありました。 当初、札幌での開催の予定でしたが、震災を受けて、急遽、仙台での開催になりました。 え?震災を受けて被災地で開催??逆では??? と思うかもしれませんが、震災復興費を無駄遣いさせないことをテーマに、敢えて被災地で開... 続きを読む
2011年6月15日|著者:二宮 淳悟
弁護士と復興支援
3月11日以降,福島県から,多くの方々が県内に避難されています。 新潟県弁護士会では,各種無料法律相談,県内避難所への出張無料相談,また,会津方面への出張無料相談等様々な支援活動を行っています。 私も現在県内の避難所にて出張相談などの活動をさせていただいております。 当初は,非常時の法... 続きを読む
2011年6月13日|著者:新潟合同法律事務所 事務局
ママはパパの暴力から逃げられるけど子どもは逃げられない ?
(事務所誌「ほなみ」第108号掲載) Aさんは、現在、5歳の娘と2人暮らし。カナダ人の夫とは、夫の暴力が原因で昨年から別居していて、現在離婚調停中だ。夫が娘の親権をあきらめないから、調停が長引いているのだ。ある日、スーパーに買い物に行ったAさんが目を離したすきに、娘が行方不明に。後に、夫が娘と一... 続きを読む
2011年6月3日|著者:金子 修
“うつ”を持っている依頼者の事件でやってしまった失敗
最近、うつ病などの精神症状を持った方から相談を受けたり、事件を受けたりすることが多くなりました。 真剣に被害を語るようすから、このまま放ってはおけないと思い事件を受任した場合、その後の意思疎通の方法、距離感の保ち方に悩むことが少なくありません。 うつ状態の人への気配りとしてよく言われるのは、... 続きを読む
2011年5月31日|著者:二宮 淳悟
法律相談 ~災害編~
(事務所誌「ほなみ」第108号掲載) Q 一軒家に住んでいるのですが、地震で隣の家の塀が倒れてきました。隣の人が立てた塀ですが、隣の人が話し合いに応じてくれそうにありません。誰にどんな請求ができますか? A 具体的事情により、隣人に損害賠償を請求できることがあります。 民法717条には... 続きを読む
2011年5月25日|著者:金子 修
「無力感」を行動に変えて
(事務所誌「ほなみ」第108号掲載) 入稿が遅れている間に3月11日の震災が起きました。そこで、急遽テーマを変えて、震災と「無力感」について考えてみます。 震災後、テレビを見た多くの人が被災地の様子にショックを受けたと思います。そして、多くの人が「自分も何か役に立ちたい」と思ったはずです。私... 続きを読む
2011年5月18日|著者:近藤 明彦
震災からの復興へ向けて
(事務所誌「ほなみ」第108号掲載) たった一瞬ですべてを失うとはまさにこのようなことを言うのでしょう。 東日本大震災で命を落とされた方々、被災された方々に対し、改めて、お悔やみとお見舞いを申し上げます。 震災からの復興に必要なことは、余りにも多く、ここですべてを語ることは到底できませんが... 続きを読む
2011年4月28日|著者:新潟合同法律事務所 事務局
雪割草が咲きました。
4月の日曜日、天気が良かったので角田山に登ってみました。 ちょうど雪割草、カタクリなどが満開で、 角田山は県内外の愛好家で万代シティ以上のにぎわい! 特に人気なのは雪割草です。 花の可憐さ、種類の多さ、希少さももちろんですが、 私は「雪割草」という名前が秀逸だと思います。 今年、人間の世界で何が... 続きを読む