新潟合同法律事務所(新潟県弁護士会所属)

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2016年2月15日

勾留決定に対する準抗告

Aさんは、Bさんを怪我させたとして、逮捕・勾留されていました。しかし、Aさんは真摯に反省しており、また証拠隠滅や逃亡のおそれもありませんでした。そこで、裁判所に「準抗告」という異議申し立てを行った結果、その申し立てが認められ、勾留は取り消されました。 「勾留」は、逃亡のおそれや証拠隠滅のおそれ... 続きを読む

2016年2月4日

ムチウチは3年~5年にあらず

(事務所誌ほなみ第119号掲載) 昨年ちょっぴり嬉しかったことがありました。 交通事故で外傷性頸部症候群(ムチウチ)の後遺症が残ったものの、保険会社から、一番軽い14級でかつ自覚症状だけだとして3年間あるいはせいぜい5年間しか認めないとされた事件で、10年間(42才・女性)、15年間(3... 続きを読む

2016年2月2日

ノルマが達成できないことで度の過ぎた叱責・指導で労災に

Aさんは、営業の仕事をしていましたが、営業所長が変わり、毎月の売上の数値目標が一方的に決められ、営業成績をあげると時には過大なノルマを決められることもありました。帰社後の所長とのミーティングで「売上げがでていないのはどうしてだ」、「何故できないのか」と、毎日のように約3年間にわたって叱責され続けまし... 続きを読む

2016年2月1日

真光寺ヴィレッジ事件で和解成立

住宅分譲地の管理委託契約は解除できるのか。この問題をめぐって住民(所有者)と管理会社との間で白熱した裁判が続いていた真光寺ヴィレッジ(温泉健康村)事件で、11月16日、和解が成立しました。阿賀野市内の五頭山麓にある分譲地の住民約30名に対して、管理会社が管理委託費など総額2062万円の支払いを求めて... 続きを読む

2015年9月29日

あらたに2人が新潟水俣病に認定

 新潟県と市は、9月2日に開かれた新潟県・新潟市公害健康被害認定審査会の答申を受け、9月15日、新たに2人を水俣病患者に認定、6人の申請を棄却、2人について処分を保留したと発表しました。認定されたのは阿賀町に住む神田栄さんと神田三一さん兄弟。いずれもノーモア・ミナマタ新潟第2次訴訟の原告で、... 続きを読む

2015年9月3日

ノーモア・ミナマタ第2次新潟訴訟の原告が88人に

   公式発表から50年が経過した新潟水俣病ですが、6月18日、新たに14人の被害者が昭和電工と国を被告として提訴し、原告に加わりました。この訴訟は、平成25年12月、原告22人が、昭和電工と国を被告として新潟地裁に第1陣提訴をすることでノーモア・ミナマタ第2次新潟訴訟としてスタート。そ... 続きを読む

2015年8月19日

新潟県職員過労自殺事件 訴訟で和解

 新潟県職員であった大橋和彦さんが自殺した件について、地方公務員災害補償基金新潟県支部審査会は、平成21年1月、大橋さんの自殺は長時間労働を原因とする公務上の災害であると判断しました。   その後、大橋さんの遺族は、新潟県に対して再発防止への取り組みと故人の名誉回復を求めて、県との間で交渉... 続きを読む

2015年6月9日

水俣病問題の全面解決に取り組む姿勢に欠ける環境省の対応

   水俣病特措法の異議申立事件で、3月30日、新潟県は3人の異議申立てを認め、非該当処分を「一時金等対象者」と認める処分に変更する決定をしましたが、環境省には今回の県の認容決定を直ちに受け入れる気配はみられません。また最近の環境省の対応を見ると、水俣病問題の全面解決に真摯に取り組もうと... 続きを読む

2015年4月2日

新潟県が水俣病特措法の異議を認める救済決定

   3月30日、水俣病被害者特措法(以下「特措法」といいます)の異議申立事件で、新潟県は2人の申立人の異議を認める全国初の画期的な救済決定を出しました。    決定の主文によれば、「本件異議申立てを認容し、新潟県知事が異議申立人に対して行った特措法に基づく給付申請を非該当... 続きを読む

2015年3月6日

国が提出した「排水」資料が明らかにしたもの

   2月23日に開かれたノーモア・ミナマタ第2次新潟訴訟の弁論で、被告国は、昭和35年当時、チッソ水俣工場と同様に水銀を使っていた6社6工場の「排水の分析結果」の調査報告書を証拠として提出しました。    経済産業省の4人の担当者が連名で作った報告書の内容は、通産省(当時... 続きを読む

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