2011年9月28日 |著者: 小川 和男
幼保一体化は子どものためになる!?
現在、政府は、新たな子育て支援の制度設計に向けて、「子ども・子育て新システム検討会議」において検討を進めています。子ども・子育て新システムとは、幼稚園と保育園を一体化するなど、主に幼児期の子ども関連の国の施策や補助金を一元化するためとして政府が提起した「制度」改革案です。新システムの目的の一つが... 続きを読む
2011年9月12日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
公的扶助研究全国セミナーに参加しました
9月8日~10日、新潟市において第44回公的扶助研究全国セミナーが開催されました。 このセミナーは、生活保護のケースワーカーを中心とした福祉職の方々が全国から集まり、 進的な取組事例を学んだり、 グループに分かれて事例検討を行ったりすることで、 よりよい支援につなげていこうという集まりです... 続きを読む
2011年9月7日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
子どもたちに法教育を
事務所誌「ほなみ」第108号掲載 「法教育」とは耳慣れない言葉かも知れませんが、英語のLaw-Related Educationの訳語です。 法教育は、法とは何か、法がどのように作られるのか、法がどのように用いられるのかなどの知識とそれらの根底にある原理や価値を教えるとともに... 続きを読む
2011年9月6日 |著者: 金子 修
離婚のとき子どもの親権者をどちらか一方だけにするって、ふつう?
事務所誌「ほなみ108号」掲載 1 「明日はパパのお家に泊まるの」 アメリカのテレビドラマや映画で、母親と幼い子が一緒にテレビを観ていて、子どもが母親に向かって「ママ、明日はパパのお家に行くんだね。」「そうよ、楽しみ?」「うん。」「ちゃんと翌日には帰ってくるのよ。」「わかってるよ、ママ。」なん... 続きを読む
2011年9月1日 |著者: 中村 周而
親の宗教活動と子どもの人権
(事務所誌「ほなみ」第108号掲載)子どもが、カルト団体の施設のなかで十分な食事も与えられずに放置されていたり、暴行を受けているという事件は、これまでもたびたび発生しています。あのホームオブハート事件でも児童虐待が大きな問題になりました。カルト団体のなかで共同生活を強制されていた子どもは、劣悪な生... 続きを読む
2011年8月8日 |著者: 金子 修
辻本好子さんのこと
「ささえあい医療人権センターCOML(コムル)」理事長の辻本好子さんが、去る6月18日病気のため亡くなりました。その死亡記事はほぼ全国の新聞に掲載されました。「ささえあい・・・・」と聞いてもピンと来ない方もいるでしょう。でもそんなあなたも、お医者さんの診察・治療を受けて、嫌な思いやつらい経験をし... 続きを読む
2011年6月15日 |著者: 二宮 淳悟
弁護士と復興支援
3月11日以降,福島県から,多くの方々が県内に避難されています。 新潟県弁護士会では,各種無料法律相談,県内避難所への出張無料相談,また,会津方面への出張無料相談等様々な支援活動を行っています。 私も現在県内の避難所にて出張相談などの活動をさせていただいております。 当初は,非常時の法... 続きを読む
2011年6月13日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
ママはパパの暴力から逃げられるけど子どもは逃げられない ?
(事務所誌「ほなみ」第108号掲載) Aさんは、現在、5歳の娘と2人暮らし。カナダ人の夫とは、夫の暴力が原因で昨年から別居していて、現在離婚調停中だ。夫が娘の親権をあきらめないから、調停が長引いているのだ。ある日、スーパーに買い物に行ったAさんが目を離したすきに、娘が行方不明に。後に、夫が娘と一... 続きを読む
2011年6月3日 |著者: 金子 修
“うつ”を持っている依頼者の事件でやってしまった失敗
最近、うつ病などの精神症状を持った方から相談を受けたり、事件を受けたりすることが多くなりました。 真剣に被害を語るようすから、このまま放ってはおけないと思い事件を受任した場合、その後の意思疎通の方法、距離感の保ち方に悩むことが少なくありません。 うつ状態の人への気配りとしてよく言われるのは、... 続きを読む
2011年5月31日 |著者: 二宮 淳悟
法律相談 ~災害編~
(事務所誌「ほなみ」第108号掲載) Q 一軒家に住んでいるのですが、地震で隣の家の塀が倒れてきました。隣の人が立てた塀ですが、隣の人が話し合いに応じてくれそうにありません。誰にどんな請求ができますか? A 具体的事情により、隣人に損害賠償を請求できることがあります。 民法717条には... 続きを読む