2012年2月10日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
たまねぎを食べない権利
(事務所誌「ほなみ」第110号掲載) 私はたまねぎが苦手です。しかし、世の中には、たまねぎが大好きな人もいます。幸い、たまねぎが大好きな人が私に無理やりたまねぎを食べさせたり、逆に私が他の人にたまねぎを食べることを禁じたり、といったことは起こりません。 これが食べ物ではなく、洋服や住む場所、友だ... 続きを読む
2012年2月2日
阿賀は訴える
(事務所誌「ほなみ」第110号掲載) 新潟水俣病の半世紀にわたる闘いの記録を一冊の本にまとめようと昨年秋から取り組んで来た作業がほぼ終わり、1月中に出版できる見通しとなりました。 水俣病による苦しみや偏見差別を乗り越えてきた被害者の訴えとミナマタの教訓をできるだけ多くの皆さんに知っていただき、... 続きを読む
2012年2月1日
中越エクスプレス事件~不当労働行為救済申立て~
(事務所誌ほなみ110号掲載) 職場での労働条件については、会社側と労働者側の間でいわゆる「労使協定」を結ぶ場合があります。この「労使協定」は、労働時間や残業代に関わるもので、いわば会社と労働者との契約の中身になるものですから、非常に大事なものです。 この「労使協定」を結ぶのは「会社」と... 続きを読む
2012年1月24日 |著者: 加賀谷 達郎
入所挨拶
(事務所誌第110号掲載) はじめまして。この度、新潟合同法律事務所に入所致しました加賀谷達郎と申します。新潟大学法学部卒業、同法科大学院修了、新司法試験合格、1年間の司法修習(札幌地方裁判所配属)を経て、当事務所で勤務することになりました。 私は、秋田県秋田市の出身ですが、新潟市には学生時代... 続きを読む
2011年12月30日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
年末年始の営業案内
2011年は12月30日まで営業します。 2012年は1月4日から営業します(一部弁護士、事務職員は休みま す)。 本年はご愛顧ありがとうございました。 来年もよろしくお願いいたします。... 続きを読む
2011年11月30日 |著者: 近藤 明彦
遺言書の功罪
事務所誌「ほなみ第109号」掲載 遺言書さえ書いておいてもらえれば…と思うケースが少なくありません。 会社の跡取りや事業の後継者に株式や事業に必要な財産を確実に取得させたいような場合、相続人の中に問題のある人がいて、その人に遺産を与えたくない場合、子供たちの兄弟仲が... 続きを読む
2011年11月29日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
資産運用や儲け話には注意! ~社債購入詐欺に学ぶ~
事務所誌「ほなみ」109号掲載 1 社債購入詐欺の手口 手口は、詐欺業者が一方的にパンフレットを送ってきた上で電話をかけてくるパターン、詐欺業者が突然電話をかけてきて「優良な顧客の方にお電話をしております」と言うパターン等、さまざまです。そして、詐欺業者は「社債を購入してくれれば毎... 続きを読む
2011年11月11日 |著者: 小川 和男
裁判員裁判を経験して
事務所誌「ほなみ第109号」掲載 先日、初めての裁判員裁判を経験しました。以下、雑感です。 主任弁護人と私と2人で担当した事件でした。 (連日開廷の大変さ) これまでの刑事事件の裁判は、1ヶ月に1回くらいのペース、ある程度期間をおいて審理を進めていくのが通常でした。そして、弁護人も、その期... 続きを読む
2011年11月10日 |著者: 小淵 真史
高齢者は消費者被害に遭わないか
事務所誌「ほなみ」第109号掲載 国民生活センターが発行している「消費生活年報2010」によると、同センターと全国の消費生活センターをつなぐコンピューターネットワークに登録された2009年度の苦情相談では、相談の当該契約当事者の割合は、60歳代が12.7%、70歳代以上が13.6%ということです... 続きを読む
2011年11月9日 |著者: 土屋 俊幸
脱原発の声をあげるとき
事務所誌「ほなみ」109号掲載 3月11日に起きた東日本大地震による原発事故は、汚染の広がりの実態が調査されないまま、雨で落ちた地表の放射性物質は放置され、飲料水、肉牛、お茶や魚介類など食の安全が脅かされています。福島原発の事故は東電の柏崎刈羽原発のある新潟でも、一度事故が起これば、50㎞以上離れ... 続きを読む