新潟合同法律事務所(新潟県弁護士会所属)

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2012年3月21日 |著者:

東京電力に対する損害賠償請求 その5~「精神的損害(慰謝料)」について~

   福島第一原発事故による、「損害」は、「甚大、広範かつ継続的」といったものであるため、先例や明確な基準などもありません。ですから、東京電力に対する損害賠償請求については、時々刻々と情勢が変化しています。  この点、文部科学省の「原子力損害賠償紛争審査会」というところが「中間指針」という基準を示... 続きを読む

2012年3月19日 |著者:

東京電力に対する損害賠償請求 その4 「自主避難者」について

現在、新潟県内に避難されている方の7割がいわゆる「自主避難者」と呼ばれる方々です。「自主避難者」の方々には、本年3月初旬より「請求書」が配布されました。この「請求書」は、生活費の増加分、交通費、慰謝料を含めて一律の金額を支払うといった内容になっています。 その金額については、実際に避難した自主避難... 続きを読む

2012年3月15日 |著者:

東京電力に対する損害賠償請求 その3~「原発ADR」について~

  東電に対する請求方法として、『請求書』で請求すると「支払は早いけれども、もらえる金額が低い」という問題があります。また、自主避難者の方には、未だ『請求書』が送られていません(平成24年2月17日現在)。 そこで、『原発ADR』への申立という方法があります。 『原発ADR』とは、文部科学省の... 続きを読む

2012年3月13日 |著者:

東京電力に対する損害賠償請求 その2~弁護団の基本方針

新潟県弁護団としては、「完全賠償による生活再建」及び「自主避難者等に対する法的支援」を基本方針とし、東京電力に対し、以下の方針で請求致します。  1)中間指針を越える、被害実態に見合った賠償基準の獲得。  2)一部請求を認めさせる。  3)現段階での仮払いの精算を許さない。  4)弁護士費用を東電... 続きを読む

2012年3月12日 |著者:

東京電力に対する損害賠償請求 その1~新潟県弁護団~

現在、新潟県内には七千人を超える方々が避難されてきています(平茂24年3月12日現在)。避難者の方々は、住み慣れた土地を離れざるを得なくなり、様々な問題を抱えています。 昨年11月、避難者の方々に対する法的支援を行うため、新潟県内の弁護士有志により「福島原発被害救済新潟県弁護団」を結成しました。弁... 続きを読む

2012年3月6日

ノーモア・ミナマタ新潟訴訟の和解成立から1年を迎えて

  昨年(2011年)3月3日、新潟地裁で「ノーモア・ミナマタ新潟全被害者救済訴訟」の和解が成立して1年が経過しました。この間、被告の国と昭和電工は、和解条項に従って原告の皆さんに一時金を支払い、療養費や療養手当の支給を行っています。5月8日には松本龍環境大臣(当時)と高橋恭平昭和電工会長が新潟に... 続きを読む

2012年2月10日 |著者:

たまねぎを食べない権利

(事務所誌「ほなみ」第110号掲載)  私はたまねぎが苦手です。しかし、世の中には、たまねぎが大好きな人もいます。幸い、たまねぎが大好きな人が私に無理やりたまねぎを食べさせたり、逆に私が他の人にたまねぎを食べることを禁じたり、といったことは起こりません。  これが食べ物ではなく、洋服や住む場所、友だ... 続きを読む

2012年2月2日

阿賀は訴える

(事務所誌「ほなみ」第110号掲載)  新潟水俣病の半世紀にわたる闘いの記録を一冊の本にまとめようと昨年秋から取り組んで来た作業がほぼ終わり、1月中に出版できる見通しとなりました。  水俣病による苦しみや偏見差別を乗り越えてきた被害者の訴えとミナマタの教訓をできるだけ多くの皆さんに知っていただき、... 続きを読む

2012年2月1日

中越エクスプレス事件~不当労働行為救済申立て~

(事務所誌ほなみ110号掲載)  職場での労働条件については、会社側と労働者側の間でいわゆる「労使協定」を結ぶ場合があります。この「労使協定」は、労働時間や残業代に関わるもので、いわば会社と労働者との契約の中身になるものですから、非常に大事なものです。  この「労使協定」を結ぶのは「会社」と... 続きを読む

2012年1月24日 |著者:

入所挨拶

(事務所誌第110号掲載)  はじめまして。この度、新潟合同法律事務所に入所致しました加賀谷達郎と申します。新潟大学法学部卒業、同法科大学院修了、新司法試験合格、1年間の司法修習(札幌地方裁判所配属)を経て、当事務所で勤務することになりました。  私は、秋田県秋田市の出身ですが、新潟市には学生時代... 続きを読む

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