新潟合同法律事務所(新潟県弁護士会所属)

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2013年12月18日 |著者:

医療事故(民事賠償請求)のはなし(3)

弁護士の探し方  医療事故の事件は特殊で専門的な分野のひとつとされています。担当する弁護士自身には、法律知識だけでなく、ある程度の医学的知識が要求されます。また、事件の解決に協力してくれる医師を探そうとしても、医師の間には仲間意識が強いため、なかなか見つかりません。ではどうすれは良いか。まず、知り... 続きを読む

2013年12月17日 |著者:

医療事故(民事賠償請求)のはなし(2)

弁護士に相談する前に何を準備したら、良い? ①医療事故に遇うまでの経過や現在の状態などを書いたメモの作成、②現在手元にある資料の整理、をお願いします。 ①のメモは、弁護士に事実を伝える上でとても有益です。事故が起きた経過を、最初から最後まで口頭だけて説明するのは、とても時間がかかり、弁護士としてもき... 続きを読む

2013年10月15日 |著者:

医療事故(民事賠償請求)のはなし(1)

弁護士は、何をしてくれるのですか?    ⑴ 診療の過程で生じた思いがけない悪い結果(死亡や重い後遺症)が生じた場合、医師や病院に対し、民事上の法的責任(賠償金の請求)を求めることがあります。そのためには、 ① 医師や看護師などが、当時の医療水準にかなった適切な医療や看護をしなかったこと(過失) ②... 続きを読む

2013年10月8日

現場の実態を見ない最高裁判所の判決 加茂暁星高校事件

1 事件の内容 新潟県内のとある私立高校には多く非常勤講師が授業を受け持っていました。そのうち2名の方が、名目上は雇用期間1年であるところ、実際は25年間ないしは17年間にわたり繰り返し雇用契約を更新されていました。更新手続は全くと言っていいほど行われず、学校側も同僚の教師もみな契約更新が当然だとい... 続きを読む

2013年9月9日

高揚感を感じない東京五輪

今朝、2020年の五輪の東京開催が決まった。マスコミはお祭騒ぎである。 しかし私はほとんど高揚感を感じない。私のまわりでも東京五輪が話題になることはほとんどなかった。 なぜか。第一に、福島原発の事故処理がまだ見通しが立たない中、オリンピックに浮かれて多額の税金を使うのは「ことの順序が違うだろう」とい... 続きを読む

2013年9月3日 |著者:

「お母さんのエプロンの後ろに隠れたいか?」

(事務所誌ほなみ第114号掲載)  ・「国防軍」ってなに?  自民党は憲法9条を変えて「国防軍」をつくることを宣言しています。「国防軍」と言われても私たちはピンと来ません。  「国防軍」ってどんな組織なの?自衛隊とどう違うの? 軍人ってどんな人たちなの?・・・  ときどき、「在日米軍の○○○軍曹が... 続きを読む

2013年6月14日 |著者:

「橋下発言」弁護士メガネで覗いてみると・・・その3

4「ほかの人もやっているのに、どうして自分だけ・・・」  ・発言その3「日本だけでなく当時は世界各国の軍が慰安婦制度を活用していた」   橋下氏自身が「日本だけでなく世界各国の軍が慰安婦制度を活用していた」という証拠を全く示していない点は措くとして、新聞報道によれば、その道の研究者の方は、「従軍慰安... 続きを読む

2013年6月12日 |著者:

「橋下発言」弁護士メガネで覗いてみると・・・ その2

3 「共同不法行為」も知らない? ・発言その2「業者の誘いに嘘偽りがあったかも知れない。ただ軍は慰安婦施設を管理していただけ。」  例えば、人を誘拐するという犯罪行為を役割分担でやった場合、たとえ自分がやった行為がその一部分であっても、全体責任を問われます。これを「共同不法行為」(刑罰では「共同正犯... 続きを読む

2013年6月11日 |著者:

「橋下発言」弁護士メガネで覗いてみると・・・ その1

1 第二次世界大戦下の日本軍の「従軍慰安婦問題」に関する橋下徹氏(大阪市長)の発言は、国連事務総長も発言するくらい国際的に もすっかり有名になりました。    橋下発言を弁護士メガネで覗いてみると、こんなことが頭に浮かびました。なお橋下氏も弁護士15年くらいのキャリアがあるようです。 2 事実を十分... 続きを読む

2013年5月24日

他覚的所見のない痛みにつき14級相当かつ10年間の後遺症を認めた判決(交通事故)

平成25年3月22日、新潟地裁新発田支部で、交通事故により“けいつい捻挫”などの症状が発生した事件で、MRI検査などで他覚的所見が認められなかったが、14級に該当する後遺症があることを認め、かつ、後遺症の存続期間(労働能力喪失期間)を症状固定から10年間とするのが相当であるとの判決が出されました。 ... 続きを読む

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