2016年10月18日|著者:二宮 淳悟
心友会事件~“完全”勝利和解~
(事務所誌 ほなみ№120号) 2013年1月、社会福祉法人で生活相談員として働いていたAさんは、違法、不当な自宅待機命令を受け3年以上も職場に戻してもらえませんでした。以後、処分の不当性を訴え、職場復帰と未払い賃金の支払いを求め、労働組合とともに争議を闘ってきましたが、2016年2月19日、... 続きを読む
2016年10月17日|著者:二宮 淳悟
新潟の水と空気から
(ほなみ第120号掲載) 新潟での生活も学生時代を含めると10年を超えました。九州生まれの私ですが、人生の4分の1を超える時間をここ新潟で過ごし、新潟のコメなくしては生きられず、冬の冷たい空気にもすっかり馴染んできた今日この頃です。 新潟のコメは、雪解け水が上流の肥沃な土壌から信濃川や阿賀野... 続きを読む
2016年10月14日|著者:鈴木 麻理絵
「文通」
(ほなみ第120号掲載) 皆さんは、最近、「手紙」を書くことはありますか? 携帯電話が普及して以降は、もっぱら「メール」を活用しており、「手紙」を書く機会が減ったという方は多いのではないでしょうか。 年始のあいさつも、今や「あけおめメール」が主流になっているかと思います。 そのような中、... 続きを読む
2016年10月13日|著者:加賀谷 達郎
変えないものと変えるもの
(事務書誌 第120号より) 弁護士登録をしてから(当事務所に入所してから)、早くも五年目となりました。 入所当時から現在に至るまで、多種多様な案件を担当してきました。案件の準備・調整を進める中で行き詰まり、悩み、辛い思いをすることも多々ありました(もちろん、苦労の末、一定の成果を得る... 続きを読む
2016年9月27日|著者:中村 周而
鹿瀬発電所
(事務所誌 ほなみ120号掲載) 年秋に行われる新潟水俣病現地調査は、新潟駅前を通常朝9時に出発する。参加者は貸切バスに分乗し、磐越高速道を経由して阿賀町にある昭和電工の旧鹿瀬工場跡に向かう。出発して約1時間後に鹿瀬工場跡を通過して阿賀野川を見下ろす展望台で停車し、ここでツアーの参加者全員がそ... 続きを読む
2016年4月22日|著者:加賀谷 達郎
平成20~23年度の政務調査費の返還履行請求訴訟で一部勝訴!
新潟市民オンブズマンが、新潟県知事に対し、平成20年から23年度までに新潟県議会議員の使用した政務調査費の返還を県議会議員に求めるよう請求した訴訟の判決が、本日、新潟地方裁判所で言い渡されました。 判決は、新潟県知事に対し、合計8名の県議会議員(以下「議員」といいます。)に合計約630万円の返還を... 続きを読む
2016年4月13日|著者:二宮 淳悟
「GPS捜査」はありかなしか。
警察が捜査対象者の車にGPSをひそかに取り付けて捜査する「GPS捜査」はありでしょうか。なしでしょうか。捜査機関としては、捜査対象者の行動を把握するのに、これほど便利な捜査はないでしょう。しかし、捜査対象となった側からすれば、逐一行動を監視されていることから、プライバシー権が侵害されているといえます... 続きを読む
2016年4月8日|著者:小川 和男
歩きスマホ等による事故と過失割合
最近、歩きながら、自転車に乗りながらのスマートフォンが社会問題化しています。 東京消防庁の調べでは、その管内で平成22年から同26年までの5年間で、歩きながら、自転車に乗りながらなどのスマートフォン等に係る事故によって152人が救急搬送されたとのことです。 歩行中や自転車で走行中にスマートフォンを操... 続きを読む
2016年3月28日|著者:近藤 明彦
軟弱土地の宅地分譲による被害と宅地造成業者の責任
新潟市はもともと沼地や川地が多く、地盤が軟弱で沈下が起きやすい地域です。 ときどき起こる紛争として、宅地造成し分譲された土地を購入し、建物を建築したが、地盤沈下によって建物が傾くなどの被害が生ずることがあります。 このような場合、土地の購入者は、宅地を造成して分譲した会社に対して、損害賠... 続きを読む
2016年3月9日|著者:新潟合同法律事務所 事務局
BRT住民投票意見陳述
BRTの住民投票を求める意見陳述を本日、新潟市議会本会議で行いました。 意見陳述の内容は下記のとおりです。 市議たちには市民の切実な声に真摯に応える姿勢を示していただきたいと思います。 記 この度は貴重な時間をおさきいただきありがとうございます。 これから約6万の市民を代表... 続きを読む