2016年2月5日 |著者: 近藤 明彦
知ってますか「自庁処理」
離婚などの調停事件は、相手方の住所地が管轄裁判所とされています。したがって、東京に嫁いだが、DV被害等で、子どもを連れて新潟の実家に帰り、夫が東京にいるという場合には、原則として、東京の家庭裁判所に離婚調停を申し立てないといけません。しかし、まだ子どもが幼いとか経済的な理由などで、東京の家裁まで行く... 続きを読む
2016年2月4日
ムチウチは3年~5年にあらず
(事務所誌ほなみ第119号掲載) 昨年ちょっぴり嬉しかったことがありました。 交通事故で外傷性頸部症候群(ムチウチ)の後遺症が残ったものの、保険会社から、一番軽い14級でかつ自覚症状だけだとして3年間あるいはせいぜい5年間しか認めないとされた事件で、10年間(42才・女性)、15年間(3... 続きを読む
2016年2月2日
ノルマが達成できないことで度の過ぎた叱責・指導で労災に
Aさんは、営業の仕事をしていましたが、営業所長が変わり、毎月の売上の数値目標が一方的に決められ、営業成績をあげると時には過大なノルマを決められることもありました。帰社後の所長とのミーティングで「売上げがでていないのはどうしてだ」、「何故できないのか」と、毎日のように約3年間にわたって叱責され続けまし... 続きを読む
2016年2月1日
真光寺ヴィレッジ事件で和解成立
住宅分譲地の管理委託契約は解除できるのか。この問題をめぐって住民(所有者)と管理会社との間で白熱した裁判が続いていた真光寺ヴィレッジ(温泉健康村)事件で、11月16日、和解が成立しました。阿賀野市内の五頭山麓にある分譲地の住民約30名に対して、管理会社が管理委託費など総額2062万円の支払いを求めて... 続きを読む
2016年1月29日 |著者: 加賀谷 達郎
アンパンマン顔
新年あけましておめでとうございます。 当事務所に入所してから、体調を大きく崩すことなく、入所当時のスリムな体型も辛うじて維持できています。 そんな私ですが、スリムな体型の割に顔がふっくらしています(写真のとおりです。体型が写らず残念。)。そのため、昔も今も、友人から「アンパンマンみたいな顔」... 続きを読む
2016年1月28日 |著者: 中村 周而
ミナマタ60年
昨年は新潟水俣病の公式確認50年の年でしたが、今年は熊本水俣病の公式発見から60年目にあたります。いま熊本地裁では、1156人の被害者が国と熊本県、加害企業のチッソを相手に裁判を行っています。昨年12月7日には、新潟市内でノーモア・ミナマタ第2次新潟訴訟の原告の皆さんが街頭宣伝を行いましたが、九州か... 続きを読む
2016年1月22日 |著者: 鈴木 麻理絵
裁判傍聴あるある
( 事務所誌ほなみ第119号掲載) 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 さて、皆さんは裁判を傍聴したことがありますか?興味はあるけれども機会がなくて傍聴したことがないという方や、傍聴してみたものの専門用語が飛び交って何をやっているのかさっぱり分からなかっ... 続きを読む
2016年1月21日 |著者: 土屋 俊幸
ぶどうとぶりとくじら汁
昨年は、「憲法を守れ」、「戦争法反対」の掛声、それぞれが思い思いの言葉を書いたプラカードを持って歩道に立っての「スタンディング」(辻立ち)など、戦争法の制定阻止の運動が全国をかけめぐり、若者集団「シールズ」が運動の先頭に立ちました。平和憲法の精神がわが国に根付き、それを簡単には変えることができないこ... 続きを読む
2016年1月19日 |著者: 近藤 明彦
18歳
最近の大学生は、新歓コンパでウーロン茶で乾杯するらしい。大抵の新入生は未成年だからですよね。私のころは、新歓コンパっていえば、一気飲みが定番で、セッター(セブンスターの略)やるのが常識でした。急性アルコール中毒で救急車を呼んだりとか…。今の若い人たちはまじめですね。 昨年、安保法案への活動で1... 続きを読む
2016年1月18日 |著者: 小川 和男
「法テラス」って何?
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 私は、平成26年4月から日本司法支援センター新潟事務所(略称「法テラス新潟」)の副所長を務めており、本来の弁護士業務に加えて法テラス新潟の業務に関わっております。 既に法テラスが発足して丸9年経過しましたが、法テラスに関する認... 続きを読む