2008年9月3日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
イラクでの自衛隊空輸活動は憲法違反
4月17日,名古屋高裁で自衛隊のイラク派遣差止訴訟の判決がありました。当時は新聞等でも大きく報道されたのでご記憶の方も多いと思います。 この裁判は,一般市民が国に対して,イラク特措法に基づく自衛隊の派遣の差止,派遣が憲法違反であること,慰謝料請求を求めた事件で,名古屋高裁では,原告のこれら... 続きを読む
2008年9月3日
国と企業は責任を果たせ
昨年4月28日の西松訴訟最高裁判決は強制連行の中国人被害者の被害実態に触れながら、債務者側の任意な自発的な対応に言及し、被害者らの精神的・肉体的な被害の甚大さと強制労働によって企業が得た違法利益を考慮すると、国を含めた関係者において被害者らの被害の救済に向けた努力を行うことを期待すると述べ、中国人被... 続きを読む
2008年9月3日 |著者: 近藤 明彦
立川反戦ビラ最高裁判決に思う
人は誰しも自分の思いや意見を人に聞いてもらいたいことがある。それが許されないことは大変な苦痛である。親に教師に上司に友人に自分の言い分を聞いてもらえなかったときの悔しさ、やるせなさは誰でも体験したことがあるだろう。 そして,人の願いや意見は,周囲の人間だけではなく、時に世の中や政治を動かす。C型肝... 続きを読む
2008年7月25日 |著者: 中村 周而
合同結婚で韓国人男性と婚姻した妻に日本での離婚訴訟が認められた事例
統一協会の合同結婚式に参加し、韓国人男性と婚姻した日本人女性の原告Aさんが、韓国に住む夫に離婚と2人の子どもの親権者の指定を求めた裁判で、新潟家庭裁判所新発田支部は、平成20年7月18日、原告の請求を全面的に認める判決を言い渡しました。 これまで統一協会の合同結婚式による婚姻関係については、婚姻届... 続きを読む
2008年7月22日 |著者: 金子 修
韓国映画で観た「取調べの可視化(DVD録画)」
現在、韓国で500万人を動員して大ヒット中の映画『公共の敵1-1』を観ていたら、こんなシーンがありました。 熱血的で直情的な刑事が、未熟な少年たちを操って次々と殺人を犯させるという極悪人(=公共の敵)を執念の捜査で追い詰めたところ、その手先の男に刺され瀕死の重傷を負って入院しました。 自首して... 続きを読む
2008年5月29日 |著者: 中村 周而
最近のヤミ金事件から
ヤミ金26社に約130万円の借金をかかえ、ややパニック状態でわが事務所に飛び込んできたAさん。ヤミ金に手を出したきっかけは、自宅に送られてきた大手サラ金のアイ×ルと同じ名前のダイレクトメートでした。 若い女性の写真が入ったカラー印刷のハガキを手にしたAさんは、商売の運転資金が少し足りなかったので... 続きを読む
2008年5月25日 |著者: 中村 周而
ある逮捕監禁事件
まずは私の若干の近況報告。健康保持のため外出の際はできるだけ自転車に乗るように心がけています。仕事の合間に昭和大橋からやすらぎ堤を自転車で散策し、陽春の信濃川や越後の山々を眺望するのも素敵です。そのおかげで年齢のわりには足腰が少し強くなったのではないかと思ったりもしますが、気のせいかもしれません... 続きを読む
2008年4月18日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
ホームページを公開しました
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2008年4月8日 |著者: 小川 和男
新潟県弁護士会副会長退任の挨拶<弁護士小川和男>
本年の3月末をもちまして新潟県弁護士会副会長の任務を終了いたしました。 1年にわたる執行部の活動を通じて、県民の皆さんの弁護士に対する期待の大きさを実感するとともに、県内における法的サービスがまだまだ不十分であることも実感しました。 これからも市民に身近な弁護士として頑張っていきたいと思いま... 続きを読む
2008年4月8日
中国人強制連行強制労働事件
すでに60年以上も前のこと、日本が中国や米国などと戦争していた頃の事件です。 当時、男性の多くを兵隊として海外の戦地へ派遣していた日本は、国内で深刻な労働力不足に直面していました。このままでは戦争に必要な物資を作ることができません。そこで日本政府は、戦争相手国である中国から、騙してあるいは銃剣... 続きを読む