新潟合同法律事務所(新潟県弁護士会所属)

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2009年6月22日 |著者:

「死刑」は消えゆく刑罰

 ことし5月21日から裁判員裁判が実施されました。裁判員裁判が死刑の可能性がある犯罪を対象とするから、「今まで裁判なんて縁のなかった一般の人たちに、死刑を宣告するかどうかを決めさせるのは重すぎる」という声があちこちから出ています。  死刑制度は、昔から「廃止すべきだ」「いや存続すべきだ」という深い対... 続きを読む

2009年6月18日 |著者:

新潟水俣病の現在

 (2009年5月15日発行ほなみ掲載)  阿賀野川下流域に水俣病が発生していることが最初に公表されたのは、1965(昭和40)年6月12日。熊本県水俣市で水俣病が発見されてから9年後のことで、第2の水俣病とも呼ばれました。それから44年が経過した現在、今なお新潟県内には、水俣病と認定されない約30... 続きを読む

2009年6月18日 |著者:

職場におけるストレス(心理的負荷)による、うつ病等などの精神障害の労災認定の判断指針改正へ

 (2009年5月15日発行ほなみ掲載) 職場での上司によって、ひどい嫌がらせやいじめを受けた、過酷なノルマを課せられて自律神経失調症やうつ病になったという相談が見受けられます。 職場での業務によるストレス(心理的負荷)で、うつ病などの気分(感情)障害、重度ストレス反応等ストレス関連障害になった人に... 続きを読む

2009年6月18日 |著者:

大橋和彦さんの過労自殺事件で公務災害認定

 (2009年5月15日発行ほなみ掲載)  去る1月29日、地方公務員災害補償基金新潟県支部審査会は、県職員であった大橋和彦さんの自殺を公務外とした原処分を取り消し、公務上の災害であるとの裁決を下しました。当時34歳であった大橋さんが亡くなってから6年半の年月を費やしての勝利です。  大橋さんは、平... 続きを読む

2009年4月7日 |著者:

時間外労働が100時間を超える長時間労働による過労自殺に労災認定の決定

 時間外労働が月100時間を超える長時間労働を恒常的に強いられ、過労自殺に追い込まれたAさんの遺族が審査請求人となって労災認定の審査請求を求めていた事件で、3月27日、新潟労働局の新潟労働者災害補償保険審査官は、「Aさんの自殺は、会社の業務に起因する精神障害によるもの」と認定し、業務起因性を否定した... 続きを読む

2009年3月30日 |著者:

ポチはモノ?

 ポチは6才。赤ん坊の時にTさんが親戚からもらい受けた柴犬です。おとなしく、ちゃんと躾けもできていて、いつもTさんと小学校の長女に愛嬌をふりまき、一緒にふとんの中で寝ます。母子2人はいつも慰められていました。 ある休日、大好きなドライブに行くため、ポチは、車道の端っこでお座りをし、道路わきの車庫から... 続きを読む

2009年3月9日 |著者:

「壁と卵」

 先日、ニュースでも報道されましたが、作家の村上春樹氏が、イスラエルの文学賞「エルサレム賞」の授賞式で行ったスピーチが大きな反響を呼びました。 「高くて頑丈な壁と、壁にぶつかれば壊れてしまう卵があるなら、私はいつでも卵の側に立つ」、体制を「壁」、個人(市民)を「卵」に例えて、パレスチナ自治区ガザ地区... 続きを読む

2009年2月6日 |著者:

『裁判員裁判』で、どうする?

(2009年正月号ほなみ掲載) 「ただいま、いま帰ったよ。」 「アンタ、なんか裁判所からアンタ宛てに手紙が届いているのよ。」 「裁判所? オレなんか悪いことしたかな~、どれどれ。」 「裁判員裁判? 候補者名簿? なんだコレ。」 「ああ、それなの。『裁判員裁判』って素人が参加する新しい刑事裁... 続きを読む

2008年12月15日 |著者:

霊感商法事件と「北玄」販売員の逮捕

 霊感商法の手口で念珠や水晶の置物などを販売していた新潟市内の株式会社北玄について、新潟県警は、11月27日、会社関係者3人を特定商取引法違反の容疑で逮捕しました。  マスコミ報道によれば、今回の逮捕容疑は、北玄の販売担当者が顧客に、高額の水晶や念珠の「売買契約を締結」させるために、これらの商品を買... 続きを読む

2008年11月5日 |著者:

商品先物取引被害

 先日,先物取引被害全国研究会に出席してきました。同研究会は,先物取引被害を救済するために有志の弁護士が集まり昭和57年に設立されたもので,年2回のペースで研究会を行っています。最近は,200~300人の弁護士が全国から参加しています。 今回の研究会では,訴訟の実務に関するパネルディスカッション,学... 続きを読む

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