2015年8月25日 |著者: 二宮 淳悟
「いらない」「あぶない」国家緊急権(緊急事態条項)
(事務所誌ほなみ118号掲載) 1、今年5月7日に開催された第2回衆議院憲法審査会において、「緊急事態条項」の議論を進めるべきであるとの意見が出されました。「緊急事態条項」とは「国家緊急権」を憲法に加えることを意味します。この「国家緊急権」とは、戦争・内乱・恐慌・大規模な自然災害が起こった場合に、... 続きを読む
2015年8月24日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
8・30 戦争法案廃案!安倍政権退陣!新潟大行動
8月30日に、戦争法案廃案と安倍政権退陣を目指す新潟大行動(集会、パレード)が実施されます。 戦争法案の審議も山場を迎えつつあります。世論で戦争法案を止めることができる状況です。みなさんも8・30に参加し、一緒に戦争法案をつぶしましょう。 団体に入っている人も入っていない人も、老いも若きもご参... 続きを読む
2015年8月20日 |著者: 小川 和男
自ら敵を作りに行くようなもの ~「重要影響事態法案」~
(事務所誌ほなみ第118号掲載) 政府は、現行の周辺事態法を改正して、「日本の平和・安全に重要な影響を与える事態」での自衛隊の後方支援活動を可能とし、「日米安保条約の目的達成のために活動する米軍」に加えて「国連憲章の目的達成のための活動を行う外国軍隊」も支援対象にするとしています。 ... 続きを読む
2015年8月19日
新潟県職員過労自殺事件 訴訟で和解
新潟県職員であった大橋和彦さんが自殺した件について、地方公務員災害補償基金新潟県支部審査会は、平成21年1月、大橋さんの自殺は長時間労働を原因とする公務上の災害であると判断しました。 その後、大橋さんの遺族は、新潟県に対して再発防止への取り組みと故人の名誉回復を求めて、県との間で交渉... 続きを読む
2015年8月12日 |著者: 加賀谷 達郎
集団的自衛権は違憲、海外の戦争には行けん!
事務所誌 ほなみ118号掲載 政府は、今国会に、平和安全法制整備法及び国際平和支援法案(以下「安全保障法制関連法案」といいます。)を提出し、今国会中の制定を目指しています。 安全保障法制関連法案は昨年7月1日に行われた集団的自衛権の行使... 続きを読む
2015年8月11日 |著者: 近藤 明彦
「平和主義」の価値を見つめる
私たちは、中学校の公民の授業で、日本国憲法の三大原理は、国民主権(民主主義)、基本的人権の尊重、平和主義であると習った。 このうち、民主主義と基本的人権の尊重は、私たちに身近なものとして理解されてきた。人権が守られなければ民主主義はなく、民主主義がなければ人権が守られることがないと知っている。... 続きを読む
2015年8月3日 |著者: 土屋 俊幸
戦争法案反対! 平和憲法を守る国民の力を引き出した安倍政権に、皮肉を込めて「ありがとう!」
「安保反対」、「安保反対」と国会周辺だけでなく、子ども達の遊びの中にも「アンポ反対」の掛け声が聞こえた1960年、「60年安保」と呼ばれた 日米安全保障条約に反対する国民運動が大きく盛り上がりました。安倍首相の祖父である当時の岸首相は国会周辺のデモ隊や国民の反対世論を「雑音」として耳を傾けません... 続きを読む
2015年7月10日 |著者: 土屋 俊幸
違憲の安保法制阻止を訴える弁護士のスタンディング(辻立ち)
7月9日朝、新潟市役所前で、新潟県弁護士会の会長・副会長を経験者した弁護士有志を中心に約20名が、違憲の安保法案(戦争法案)の阻止、憲法9条の恒久平和主義と立憲主義を護ろうと、思い思いのボードを持って、歩道に立って訴えました。当事務所からは中村周而弁護士、土屋俊幸弁護士、近藤明彦弁護士、齋藤... 続きを読む
2015年6月26日 |著者: 土屋 俊幸
戦争法案に反対し、国会会期延長に抗議する6.24集会に参加して
安保法案の衆議院での審議が大詰めを迎える中、通常国会の会期を9月27日で95日間も延長することに抗議する集会が、新潟市中央区の白山公園で行われ、自由法曹団新潟支部長として集会に参加し、連帯の挨拶を行いました。齋藤裕弁護士もお手製のブラカードを持参して参加しました。 戦後の平和主義の要となる憲法9... 続きを読む
2015年6月9日
水俣病問題の全面解決に取り組む姿勢に欠ける環境省の対応
水俣病特措法の異議申立事件で、3月30日、新潟県は3人の異議申立てを認め、非該当処分を「一時金等対象者」と認める処分に変更する決定をしましたが、環境省には今回の県の認容決定を直ちに受け入れる気配はみられません。また最近の環境省の対応を見ると、水俣病問題の全面解決に真摯に取り組もうと... 続きを読む