新潟合同法律事務所(新潟県弁護士会所属)

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2015年4月11日 |著者:

子どもの加害行為と親の監督責任

昨日付の平成27年4月9日最高裁判決に関する齋藤裕弁護士の記事にフォローする形で投稿します。 子どもの加害行為によりその親に対して損害賠償を求めようとする場合、その法律構成としては、民法714条の責任無能力者の監督義務の責任を問う方法と、民法709条の一般不法行為責任を問う方法の2種類があります。... 続きを読む

2014年8月23日 |著者:

男性に対するDV・セクハラについて

 最近の報道によると、被害相談が年々増加しているDV(ドメスティック・バイオレンス=配偶者や恋人からの暴力)に関して、男性からの被害相談が近年急増しているそうです。警察庁の調査では、2013年とその3年前(10年)の相談件数の増え方は、女性の1・4倍に対し、男性は4・1倍になっているということ... 続きを読む

2014年8月11日 |著者:

『集団的自衛権』、ただいま進行中

マスコミによると、8月9日、アメリカは、イラクの要請を受け、イラク北部のアルビルという町の周辺をレーザー誘導弾という爆弾で爆撃しました。 爆弾の投下は「武力行使」そのものです。また、アメリカは、自分が直接攻撃されていないのに、アメリカと密接な関係にある他国(イラク)に対する武力攻撃を、武... 続きを読む

2014年6月30日 |著者:

医療事故(民事賠償請求)のはなし(7)

調査終了後の方針   弁護士による調査の結果、法律的に責任追及が可能と判断した場合、医師や病院に対し損害賠償請求をします。ここで言う「法律的に責任追及が可能」というのは、「相手方がイヤだと言っても、裁判所が責任ありとして損害賠償を命ずることができる」という意味です。 日本の法... 続きを読む

2014年6月29日 |著者:

刑事事件Q&Aシリーズ4

Q:逮捕・勾留されている家族に会いに行こうと警察署に面会を申し込んだら、「接見禁止がついているので会えない。」と言われました。どういうことなのでしょうか? A:「接見禁止」処分とは、逃亡や罪証隠滅(証拠を隠したり破棄したりすること)のおそれがある場合に、弁護人以外の者との面会や手紙などの書類の... 続きを読む

2014年6月24日 |著者:

不動産に関する法律相談 不動産の売買契約(その11)

前回の「不動産の売買契約(その10)」の法律相談では「BさんがAさんから甲土地を買ったが、Bさんが甲の登記を移転してもらう前、Aさんが、甲をAさんとBさんの売買を知っているCさんに売り、登記をCさんに移転した。Cさんは背信的悪意者だが、Cさんが甲をDさんに売却した場合、登記の移転を受けていない... 続きを読む

2014年6月11日 |著者:

冤罪を防ぐには「全事件」「全過程」を可視化するしかない

  法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会が正念場を迎えています。  この特別部会では、4月30日に事務当局試案が公表されました。取調の可視化について試案では、裁判員裁判対象事件に限定するA案と、A案の対象に加えていわゆる身柄事件の検察取調べ全件を対象にするB案が併記される形で提示されて... 続きを読む

2014年6月4日 |著者:

医療事故(民事賠償請求)のはなし(6)

医療事故の調査について(その2) せっかく診療記録(カルテなど)の写しを手に入れても、外国語が多かったり専門用語だらけで、素人には内容がチンプンカンプンです。 診療記録(カルテなど)の写しを受け取った弁護士は調査を開始します。まず全体を読みすすみ、必要な部分について外国語の翻訳を依頼したり、医療... 続きを読む

2014年6月3日 |著者:

医療事故(民事賠償請求)のはなし(5)

医療事故の調査について(その1) 「お金を貸したのに返してくれない場合」と比較しましょう。 お金を貸した場合、その内容すなわち、いつ、どこで、誰に、いくら、どういう条件で貸した、という最も大切な事実について、本人が一番よく知っているのが普通です。借用書や領収書などの重要な書類も持参できるはずです... 続きを読む

2014年5月26日 |著者:

司法は生きていた-大飯原発差止訴訟

 マスコミでも大きく報道されたように、大飯原発運転差止訴訟で、5月21日、福井地裁(樋口英明裁判長)は、関西電力に対して、「大飯発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない」と命ずる画期的な判決を言い渡しました。これまで差止めが認められた例は地裁と高裁で1件ずつありますが、福島原発事故後に差... 続きを読む

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