2015年2月9日 |著者: 土屋 俊幸
戦後70年の年を迎えて
(事務所誌ほなみ第117号掲載) あけましておめでとうございます。昨年は、12月に特定秘密保護法が施行され、「戦争をする国造り」の本格化で終えました。 今年は戦後70年を迎えます。長い戦争の恐怖に終止符を打ち、政府の行為によって若者が再び戦場に送り出されることなく、憲法... 続きを読む
2015年2月6日 |著者: 金子 修
「イスラム国」事件と自衛隊
『イスラム国』が人質の日本人を殺害した映像が全世界に流され、そのショックがまだ色濃く残っていた頃、日本の国会で「次世代の党」という政党の若い議員が「今の憲法では日本人を救うために自衛隊を派遣することすらできない。このような憲法はおかしい。憲法9条を改正すべきだ」と質問し、安倍首相もそれに対し... 続きを読む
2015年2月5日
新潟中央環状道路事業認可差止訴訟
1 「新潟中央環状道路」は、「防災・減災」「救急医療」「通勤・移動」「物流」「観光」のための道路として、現在、新潟市内各地で建設が進められている道路です。 2 この道路事業は、昭和60年代の構想段階から、各地で調査・検討などが進められてきました。旧白根市においても、市議会において様々な議論がなされ... 続きを読む
2015年2月4日 |著者: 金子 修
4のつく年は不穏・動乱、5のつく年は平穏・平和
事務書誌ほなみ117号掲載 何か面白いネタはないかと頭を巡らせました。ウマ年からヒツジ年、速く走る動物からおとなしく歩く動物へ、動から静へ、すると、2014年は動で2015年は静ではないか、ひょっとすると歴史的にも「末尾が4の年」は不穏・動乱で「末尾が5の年」は静寂・平穏なのではないか ・・... 続きを読む
2015年2月3日
福島原発避難者訴訟
事務書誌ほなみ117号掲載 福島原発事故により、福島から避難されている方々を原告とする訴訟は、一〇月二〇日に二五八名もの方々による第三次追加提訴を行い、原告数は七一一名に達しました。福島県内から避難されている方を原告とする訴訟としては、全国最大規模の訴訟に発展しています。事故から三年半が経過する... 続きを読む
2015年1月30日
エコキュートによる低周波騒音
エコキュートによって健康被害を受けたとして隣家から、その撤去を求められたという事例がありました。 エコキュートの消費者安全調査委員会の調査報告 2014年12月、消費者安全調査委員会(消費者事故調)は、「エコキュート」と呼ばれている家庭用ヒー... 続きを読む
2015年1月28日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
平成27年、相続税強化がやってくる(その3 贈与の活用)
相続税強化と並行して贈与税の緩和措置が取られています。そのため、相続税の適正化のため、贈与の活用が検討されなくてはなりません。 以下、具体的に述べます。 1 暦年贈与 1人の人が1年で贈与を受けた金額が110万円以下であれば贈与税はかかりません。この枠を活用することが考えられます。 ただし... 続きを読む
2015年1月28日
新潟水俣病50年目の現在
今年の6月で公式発表から50年目を迎える新潟水俣病ですが、今なお多くの被害者が救済を受けられない状態で放置され、裁判等を余儀なくさせられています。 新潟では水俣病特措法によって1811人(全国では3万2244人)の被害者に一時金が支給されましたが、救済が... 続きを読む
2015年1月27日
法律相談 「相続」
(事務所誌第117号掲載) ①相続~遺産分割協議について 2か月前に父が亡くなったのですが「相続」というものがよく分かりません。遺言はなく、私は次男で、兄と妹がいますが、まだ何も話し合いをしていません。 ... 続きを読む
2015年1月26日
第4陣提訴に向けて新潟水俣病被害者のつどい
1月25日、阿賀野患者会の呼びかけで水俣病の認定申請者や準備中の方々を対象にした「新潟水俣病被害者のつどい」が開かれ、私も弁護団の一員として参加しました。平成25年12月11日のノーモア・ミナマタ第2次新潟訴訟の第1陣提訴に先立って1回目の「つどい」が開かれてから、今回は4回目の「つどい」になり... 続きを読む