2016年2月10日 |著者: 小川 和男
家族による「経済的虐待」が増えている?
最近、新潟県のある地方自治体と成年後見等についての協議をする機会があり、そこで、家族による「経済的虐待」の事案が増えていると聞きました。 経済的虐待とは、認知症になった高齢者の預金や年金を家族が使ってしまうというものですが、そのケースでは、地域包括支援センターの担当者が成年後見制度を勧めても、... 続きを読む
2016年2月5日 |著者: 近藤 明彦
知ってますか「自庁処理」
離婚などの調停事件は、相手方の住所地が管轄裁判所とされています。したがって、東京に嫁いだが、DV被害等で、子どもを連れて新潟の実家に帰り、夫が東京にいるという場合には、原則として、東京の家庭裁判所に離婚調停を申し立てないといけません。しかし、まだ子どもが幼いとか経済的な理由などで、東京の家裁まで行く... 続きを読む
2016年2月4日
ムチウチは3年~5年にあらず
(事務所誌ほなみ第119号掲載) 昨年ちょっぴり嬉しかったことがありました。 交通事故で外傷性頸部症候群(ムチウチ)の後遺症が残ったものの、保険会社から、一番軽い14級でかつ自覚症状だけだとして3年間あるいはせいぜい5年間しか認めないとされた事件で、10年間(42才・女性)、15年間(3... 続きを読む
2016年2月2日
ノルマが達成できないことで度の過ぎた叱責・指導で労災に
Aさんは、営業の仕事をしていましたが、営業所長が変わり、毎月の売上の数値目標が一方的に決められ、営業成績をあげると時には過大なノルマを決められることもありました。帰社後の所長とのミーティングで「売上げがでていないのはどうしてだ」、「何故できないのか」と、毎日のように約3年間にわたって叱責され続けまし... 続きを読む
2015年9月15日 |著者: 加賀谷 達郎
賃貸マンションの賃借人の子どもがマンション内で迷惑行為をしたことについて、両親の責任が一部肯定された事例
東京地方裁判所平成27年2月24日判決(判例時報2260号73頁)は、マンションの賃借人の未成年者の子どもが行った迷惑行為について、両親の責任の一部を認めました。 マンションの借主であるYさんは、奥さんと、子ども(6歳)の3人でマンションに住んでいました。ところが、子どもが、マンション内の他... 続きを読む
2015年5月31日 |著者: 鈴木 麻理絵
刑事事件Q&Aシリーズ5
Q:高校生の子どもが万引きをしてしまい警察に逮捕されました。少年事件の場合、通常の裁判ではなく、家庭裁判所に送られると聞きましたが、今後、どのようなことになるのでしょうか。 A:少年事件の場合、成人とは異なり、基本的には家庭裁判所で「審判」が行われます。 ただし、少年事件が家庭裁... 続きを読む
2015年5月16日 |著者: 加賀谷 達郎
インターネットのサイトから写真をダウンロードし、自ら運営するブログに写真をアップロードしたことにつき、写真の利用権原の有無の確認を怠ったとして、著作権侵害の過失を認めたケース
インターネット上に掲載された写真(撮影者Xさんに著作権がある物)を、Yさんが、インターネット検索サイトの画像検索結果からダウンロードし、Yさん自ら運営するブログに写真をアップロードして掲載しました。 このことにつき、東京地方裁判所平成24年12月21日判決(判例タイムズ1408号36... 続きを読む
2015年4月11日 |著者: 近藤 明彦
子どもの加害行為と親の監督責任
昨日付の平成27年4月9日最高裁判決に関する齋藤裕弁護士の記事にフォローする形で投稿します。 子どもの加害行為によりその親に対して損害賠償を求めようとする場合、その法律構成としては、民法714条の責任無能力者の監督義務の責任を問う方法と、民法709条の一般不法行為責任を問う方法の2種類があります。... 続きを読む
2015年1月30日
エコキュートによる低周波騒音
エコキュートによって健康被害を受けたとして隣家から、その撤去を求められたという事例がありました。 エコキュートの消費者安全調査委員会の調査報告 2014年12月、消費者安全調査委員会(消費者事故調)は、「エコキュート」と呼ばれている家庭用ヒー... 続きを読む
2015年1月28日 |著者: 新潟合同法律事務所 事務局
平成27年、相続税強化がやってくる(その3 贈与の活用)
相続税強化と並行して贈与税の緩和措置が取られています。そのため、相続税の適正化のため、贈与の活用が検討されなくてはなりません。 以下、具体的に述べます。 1 暦年贈与 1人の人が1年で贈与を受けた金額が110万円以下であれば贈与税はかかりません。この枠を活用することが考えられます。 ただし... 続きを読む

