2014年6月2日|著者:近藤 明彦
古い先祖名義のままの不動産どうする?
自宅の土地や建物が何十年も前に亡くなった先祖の名義のままになっているという例がよくあります。 このような不動産を自分の名義に変える方法としては、 相続人全員による遺産分割の協議を行うことが考えられますが、何代も前の先祖の名義となっている場合、相続人は何十人にも及ぶことがあり、遺産分割協議を成立させ... 続きを読む
2014年5月27日|著者:土屋 俊幸
電話機等のリースを勧誘した提携会社の従業員に違法な勧誘行為があったとして、リース会社に不法行為責任が認められた裁判例
電話機やコピー機などの販売会社の従業員から執拗な勧誘を受けて、高額なリース契約を締結させられ、連帯保証人にさせられたり、電話機を替えると電話料が安くなるとか、リース契約をまとめるとリース料が安くなるなどと何回も訪ねてきて、執拗に契約の締結を勧誘された、インターネットで情報が漏洩しないようなセキ... 続きを読む
2014年5月26日|著者:中村 周而
司法は生きていた-大飯原発差止訴訟
マスコミでも大きく報道されたように、大飯原発運転差止訴訟で、5月21日、福井地裁(樋口英明裁判長)は、関西電力に対して、「大飯発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない」と命ずる画期的な判決を言い渡しました。これまで差止めが認められた例は地裁と高裁で1件ずつありますが、福島原発事故後に差... 続きを読む
2014年4月21日|著者:金子 修
医療事故(民事賠償請求)のはなし(4)
弁護士と相談するときにはどんな点を注意したらよいですか? まず、事実経過をありのままお話しください。その一方で、分からないことや不安に思っていることは、遠慮なく聞いてください。ここで遠慮すると、あとになって「なぜあの時もっと早く言わなかったのだろう」と悔やむこ... 続きを読む
2014年4月1日|著者:二宮 淳悟
法科大学院と法科大学院出身の弁護士
新潟大学法科大学院が募集停止をしたとの報道に触れ、出身者の一人として寂しい思いがあります。そこで、司法制度改革と法科大学院、そして法科大学院出身者について考えてみたいと思います。 1 司法制度改革と法科大学院 司法制度改革において「法曹人口の拡大」がうたわれ、その一つとして「法科... 続きを読む
2014年4月1日|著者:小川 和男
副会長退任のご挨拶
平成25年4月1日より新潟県弁護士会副会長の職を務めて参りましたが、平成26年3月末日をもちましてその任を退くことになりました。在任中は多くの皆様のご協力をいただきまして、充実した職務を行うことができました。ありがとうございました。 在任中は事務所を留守にすることが多く、依頼者の皆様には大変ご... 続きを読む
2014年3月30日|著者:鈴木 麻理絵
刑事事件Q&Aシリーズ3
Q:警察署に逮捕・勾留されている家族に会いたいのですが、どうしたらよいのでしょうか?土日でも会えるのでしょうか? A:ご家族の方も逮捕・勾留中の被疑者本人に会うことはできますが、平日のみです。 時間は、警察署によって違いますが、だいたい午前9時から午後5時までで、お昼の時間帯(... 続きを読む
2014年3月18日|著者:加賀谷 達郎
不動産に関する法律相談 不動産の売買契約(その10)
前回の「不動産の売買契約(その9)」の法律相談では、「BさんがAさんから甲土地を買い土地所有権を取得したが、Bさんが甲の登記を移転してもらう前に、Aさんが、甲を、AさんとBさんの売買を知っているCさんに売り、登記をCさんに移転した。Cさんが背信的悪意者に当たる場合、Bさんは、登記なくして、甲土地... 続きを読む
2014年3月9日|著者:鈴木 麻理絵
刑事事件Q&Aシリーズ2
Q:逮捕された場合、弁護士にきてもらうにはどうしたらいいのでしょうか?お金がなくても頼めるものですか? A:身柄を拘束されている被疑者にとって、自分のために助言や協力してくれる「弁護人」の存在はとても大切です。 新潟県弁護士会には「当番弁護士」という制度があります。こ... 続きを読む
2014年3月9日|著者:鈴木 麻理絵
刑事事件Q&Aシリーズ1
Q:息子が逮捕されました。突然のことでびっくりしています。息子はこれからどうなるのでしょうか? A:それは大変ですね。まず、逮捕から裁判前までの流れを簡単にご説明します。 息子さんは逮捕後、48時間以内に検察庁に送られます。 その後検察官が、息子さんについて「勾留」の必要性があると判... 続きを読む